あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問151 (手技理論 問3)
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問151(手技理論 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 癒着した組織の剥離
- 腹部内臓の機能調節
- 神経機能の興奮性惹起
- リンパの還流促進
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この過去問の解説 (3件)
01
最も適切なのは「癒着した組織の剥離」です。
強擦法は、皮膚や筋肉などを少し強めにこすり、深い部分に刺激を与える手技です。特に、組織がくっついて動きにくくなっている部分をゆるめたり、かたい部分をやわらかくしたりする作用があります。
これは適切な記述です。
強擦法は、皮膚や筋肉などを強くこすることで、深い部分の組織に刺激を与えます。そのため、組織どうしがくっついて動きにくくなった状態をゆるめる作用があります。
「癒着」とは、本来は別々に動くはずの組織が、くっついて動きにくくなることです。強擦法は、このような部分に働きかける手技として適しています。
これは強擦法の作用としては適切ではありません。
腹部内臓の働きを整える目的では、腹部へのやさしい刺激や振動を使う手技が関係します。強擦法は、主に皮膚や筋肉などの組織に対して、こすって刺激を与える手技です。
そのため、腹部内臓の機能調節を主な作用とするものではありません。
これは強擦法の作用としては適切ではありません。
神経の働きを高めたり、興奮させたりする作用は、たたく刺激を用いる手技などで考えられます。強擦法は、神経を興奮させることよりも、組織をこすって癒着をゆるめたり、かたい部分をやわらかくしたりすることが中心です。
そのため、強擦法の作用として最も適切とはいえません。
これは強擦法の作用としては適切ではありません。
リンパの流れをよくするには、体の表面をやさしくなでるような手技がよく使われます。リンパは強い圧をかければよく流れるというものではなく、やさしい刺激で流れを助けることが大切です。
強擦法は、リンパの流れをよくすることよりも、深い部分の組織に刺激を与える手技です。
強擦法は、強めにこすることで深い部分に刺激を与える手技です。主な作用は、かたくなった組織をやわらかくしたり、癒着した組織をはがれやすくしたりすることです。
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02
強擦法とは、皮膚にしっかり圧をかけながら揉みほぐすマッサージ技法です。固まった組織を直接やわらかくする効果に優れています。
正しい解答です。
強い圧を加えて深部の組織までほぐすため、ケガや炎症のあとに固まってしまった皮下組織や筋膜の癒着をはがし、動きを良くする効果が最も期待できます。
誤りの解答です。
手のひらでやさしく撫でる軽擦法が適しています。強すぎる刺激は腹部に緊張を与えてしまうため、内臓の調整には向きません。
誤りの解答です。
神経を刺激して活発にするには、ポンポンと叩く叩打法や震わせる振顫法が効果的です。強擦法の主な目的とは異なります。
誤りの解答です。
リンパや静脈を流すには、皮膚表面をなでる軽擦法が基本です。強擦法でも多少の効果はありますが、適切な作用とはいえません。
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03
答えは「癒着した組織の剥離」です。
強擦法はマッサージの基本手技の1つです。揉捏法と軽擦法の混合手技であり、炎症等による病的な滲出物を細かく砕き、吸収を促します。また、結合織の硬結を解き癒着した組織を引き剥がすことで関節の動きを良くします。関節や骨間部に用います。
強擦法は、病的滲出物を細かく砕いて周囲に散らし、吸収させ癒着した組織を剥がす作用があります。なのでこれが答えです。
軽擦法を腹部に行うと、機械的刺激と神経反射によって腹部内臓の機能を調節し、消化吸収を良くし便通を整える作用があります。
叩打法を中等度の刺激を短時間で行うと、神経や筋系の興奮性を高める作用があります。
軽擦法にはリンパ液の還流を促す作用があります。
強擦法にはうずまき状強擦法(渦状按捏法)とらせん状強擦法(屋瓦状按捏法)とがあります。
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