あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問149 (手技理論 問1)
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腹部に用いる手技として最も適切なのはどれか。
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あん摩マッサージ指圧師
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この過去問の解説 (3件)
01
最も適切なのは「把握振せん」です。
腹部は、内臓があるため、強く押したり、細かい場所だけを刺激したりする手技よりも、【腹部に合ったやさしい振動刺激】を用いることが大切です。把握振せん法は、腹部に用いられる手技として整理されており、細かい振動刺激を加える方法です。
これは最も適切とはいえません。
四指くじきは、四指を使って刺激を加える手技です。くじき手は、指の関節をすばやく動かして刺激を加える方法とされます。
腹部は内臓があるやわらかい部位なので、強い刺激や急な刺激は基本的に向きません。そのため、腹部に用いる手技として最も適切とはいえません。
これは最も適切とはいえません。
二指軽擦は、二本の指を使って軽くなでる手技です。手足の指のような細い部位や、狭い範囲に用いる手技として考えます。
腹部は広い面でやさしく扱う必要があるため、二本の指で行う軽擦は、腹部全体に用いる手技としては中心になりにくいです。
これは最も適切とはいえません。
錐揉状揉捏は、揉捏法の一つです。揉捏法は、圧を加えながら輪を描くように、またはらせん状に筋肉をもむ手技です。
腹部にも揉むような操作が使われることはありますが、腹部は強い圧やねじるような刺激に注意が必要です。この問題では、腹部に用いる手技としてより適切なのは、振動を加える把握振せんです。
これは適切な手技です。
把握振せんは、施術部位を軽くつかみ、細かく振動を加える手技です。腹部では、強く押し込むのではなく、腹部をやさしく把握して振動を伝えることが大切です。
腹部への施術では、内臓への負担を避けながら、血流や内臓の働きにやさしく刺激を与えることをねらいます。そのため、腹部に用いる手技としては「把握振せん」が最も適切です。
この問題では、腹部という部位の特徴を考えることが大切です。
覚えておくポイントは、腹部には【強い刺激よりも、やさしい振動刺激が適する】ということです。
四指くじきは刺激が強くなりやすく、二指軽擦は狭い部位向きです。錐揉状揉捏はもむ手技ですが、腹部では強い圧に注意が必要です。
したがって、腹部に用いる手技として最も適切なのは「把握振せん」です。
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02
マッサージ(手技療法)では、対象となる身体の部位や筋肉の大きさに応じて適した手技が使い分けられます。腹部のように広くて柔らかい部位や大きな筋肉に対しては、手を大きく使って筋肉をつかみ、細かく揺らす把握振せんの手技が適しています。
誤りの解答です。
揉法の一種で、親指以外の4本の指を使って筋肉をほぐす手技です。首や肩、手足などの比較的小さな筋肉に対して行われるため、広範囲な腹部への手技としては一般的ではありません。
誤りの解答です。
親指と人差し指の2本で挟むように軽くなでる手技です。主に手指や足指、耳介などの狭い範囲に対して用いられるため、腹部のような広い部位への手技としては適しません。
誤りの解答です。
指先や手根部をキリのように回転させながら筋肉をもみほぐす手技です。臀部や太ももなど、深く厚い筋肉がある部位に用いられることが多く、柔らかい腹部には適しません。
正しい解答です。
筋肉を手で大きくつかみ、細かく振動を与える手技です。腹部の腹筋群や太もも、ふくらはぎなど、大きな筋肉や広い部位に対して効果的に用いられます。
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03
答えは「把握振せん」です。
それぞれの手技の方法により、適した施術部位が考えられます。
四指の指頭を体表に当て、指関節を曲げて転がし、遠位指節関節の背側を体表に反復させて転がすものです。肩上部や背腰部に用いられます。
母指と示指を施術部位に密着させて適度な圧で撫でたりさすったりするものです。上肢や下肢に用いられます。
両手掌で施術部を挟んで、きりもみのように揉捏していくものです。上肢に用いられます。
片手もしくは両方の手掌で施術部を把握し、振せんを加えるものです。腹部に用いられます。なのでこれが答えです。
あん摩の基本主義は7つあります。それぞれの手技でも施術者の使う指や方法によって対象部位が異なってきますので、しっかり整理しておきましょう。
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