あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問147 (施術臨床 問39)
問題文
次の症例について、問いに答えよ。
「80歳の女性。主訴は疲労感。最近、疲れやすく動くのが面倒になった。病院ではサルコペニアと言われた。」
サルコペニアの診断基準に含まれる評価項目はどれか。
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問147(施術臨床 問39) (訂正依頼・報告はこちら)
次の症例について、問いに答えよ。
「80歳の女性。主訴は疲労感。最近、疲れやすく動くのが面倒になった。病院ではサルコペニアと言われた。」
サルコペニアの診断基準に含まれる評価項目はどれか。
※ 2025年11月4日に、アジアにおける新しいサルコペニア診断基準「AWGS 2025」が公開されました。これに伴い、本問では新しい診断基準に合わせて、設問文および解答選択肢の一部を修正しています。
<参考>
- 脂肪量
- 骨密度
- 酸素飽和度
-
握力
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この過去問の解説 (1件)
01
正しい選択肢は握力です。
サルコペニアは、加齢などによって筋肉の量が減り、筋力も低下する状態です。AWGS 2025では、サルコペニアの診断は低筋肉量と低筋力を確認して行います。握力は、低筋力をみるための代表的な評価項目です。
脂肪量は、体についている脂肪の量です。
サルコペニアで中心になるのは、脂肪の量ではなく、骨格筋量や筋力です。脂肪量は体の状態を知る参考になることはありますが、サルコペニアの診断基準に含まれる評価項目ではありません。
骨密度は、骨の強さをみるための項目です。
骨密度が低くなる病気としては、骨粗鬆症が代表的です。サルコペニアと骨粗鬆症は高齢者で一緒に問題になることがありますが、骨密度はサルコペニアそのものの診断基準ではありません。
酸素飽和度は、血液の中にどれくらい酸素が含まれているかをみる数値です。
これは、肺や心臓の状態を調べるときに使われます。サルコペニアは、筋肉の量や筋力の低下をみるものなので、酸素飽和度は診断基準に含まれません。
握力
これは診断基準に含まれる評価項目です。
握力は、筋力が低下しているかどうかを調べるために使います。サルコペニアでは、筋肉の量が少なくなっていることに加えて、筋力が落ちているかを確認します。AWGS 2025では、握力低下がある場合、サルコペニアの可能性がある状態、つまり低筋力として評価されます。
そのため、選択肢の中で診断基準に含まれる評価項目は握力です。
この問題では、サルコペニアの診断で何を確認するかを押さえることが大切です。
覚えておくポイントは、サルコペニアでは筋肉量と筋力をみるということです。筋力を確認する代表的な方法が握力測定です。
脂肪量、骨密度、酸素飽和度は、それぞれ別の体の状態をみる項目であり、サルコペニアの診断基準に含まれる評価項目ではありません。
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