あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問142 (施術臨床 問34)
問題文
「38歳の男性。肥満体型。猛暑日が続き熱中症予防のため多飲していた。最近、全身倦怠感が強く近医を受診した。HbA1c10%、膵島関連自己抗体は陰性であった。」
症状増悪を防ぐために最も避けるべき飲料はどれか。
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問142(施術臨床 問34) (訂正依頼・報告はこちら)
「38歳の男性。肥満体型。猛暑日が続き熱中症予防のため多飲していた。最近、全身倦怠感が強く近医を受診した。HbA1c10%、膵島関連自己抗体は陰性であった。」
症状増悪を防ぐために最も避けるべき飲料はどれか。
- 牛乳
- スポーツドリンク
- ブラックコーヒー
- 炭酸入りミネラルウォーター
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この過去問の解説 (1件)
01
最も適切なのは「スポーツドリンク」です。
この患者さんは、HbA1cが10%と高く、血糖値が高い状態が続いていると考えられます。さらに、肥満体型で、膵島関連自己抗体が陰性であることから、1型糖尿病よりも2型糖尿病が疑われます。
猛暑日の熱中症予防として多飲していた飲み物が、糖分の多いスポーツドリンクだった場合、血糖値がさらに上がり、だるさや脱水を悪化させることがあります。糖分の多い飲み物には、スポーツドリンクや清涼飲料水などが含まれ、糖尿病や肥満と関係することが知られています。
これは最も避けるべき飲料とはいえません。
牛乳には乳糖という糖分や脂質が含まれているため、飲みすぎには注意が必要です。しかし、一般的なスポーツドリンクのように、熱中症予防として大量に飲み続けることで血糖値を急に上げやすい飲み物とは性質が違います。
糖尿病が疑われる人では、牛乳も量を考えて飲む必要がありますが、この問題で最も避けるべき飲料ではありません。
これは適切な記述です。
スポーツドリンクには、水分や塩分だけでなく、糖分が含まれているものが多いです。熱中症予防のつもりで大量に飲むと、血糖値が大きく上がることがあります。
血糖値が高くなると、尿として糖を出そうとして尿量が増え、体の水分が失われやすくなります。その結果、のどが渇く、さらに飲む、また血糖値が上がる、という悪い流れになりやすいです。
この患者さんはHbA1cが10%と高く、糖尿病が強く疑われます。そのため、症状の悪化を防ぐには、糖分の多いスポーツドリンクを避けることが大切です。CDCも、糖分の多い飲み物の例としてスポーツドリンクを挙げています。
これは最も避けるべき飲料とはいえません。
ブラックコーヒーは、砂糖やミルクを入れなければ糖分はほとんどありません。そのため、スポーツドリンクのように血糖値を急に上げる飲み物ではありません。
ただし、カフェインには利尿作用があるため、熱中症予防の水分補給として中心にするのは望ましくありません。水分補給としては、水や麦茶などの無糖の飲み物が向いています。
これは最も避けるべき飲料とはいえません。
炭酸入りミネラルウォーターは、砂糖が入っていないものであれば、血糖値を上げにくい飲み物です。糖尿病が疑われる人の水分補給としても、糖分入りの飲料より適しています。
ただし、甘味のある炭酸飲料は別です。砂糖入りの炭酸飲料は血糖値を上げやすいため避ける必要があります。この選択肢は「炭酸入りミネラルウォーター」なので、最も避けるべき飲料ではありません。
この症例では、肥満体型、HbA1c10%、膵島関連自己抗体陰性という点から、2型糖尿病が疑われます。
覚えておくポイントは、糖尿病が疑われる人が、糖分の多い飲み物を大量に飲むと、血糖値がさらに上がって症状が悪化しやすいということです。
熱中症予防のつもりでも、スポーツドリンクを大量に飲むと、糖分の摂りすぎになることがあります。したがって、症状増悪を防ぐために最も避けるべき飲料は「スポーツドリンク」です。
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