あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問128 (施術臨床 問20)
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問128(施術臨床 問20) (訂正依頼・報告はこちら)
- 熱秘 −−−− 虚熱を除く。
- 冷秘 −−−− 寒邪を除く。
- 気秘 −−−− 津液を補う。
- 虚秘 −−−− 気血を補う。
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この過去問の解説 (3件)
01
最も適切なのは「虚秘 − 気血」を補うです。
便秘は、東洋医学では原因によっていくつかのタイプに分けて考えます。虚秘は、体の力や血が不足して、腸を動かしたり便を押し出したりする力が弱くなった便秘です。そのため、治療方針は気血を補うことになります。
これは適切ではありません。
熱秘は、体の中に余分な熱がこもり、腸のうるおいが不足して便が硬くなるタイプの便秘です。
この場合に大切なのは、余分な熱を冷まし、腸をうるおすことです。「虚熱」は、体のうるおい不足などから起こる熱を指すため、熱秘の基本的な治療方針としては合いません。
これは一部近い内容ですが、最も適切とはいえません。
冷秘は、冷えによって腸の働きが弱くなり、便が出にくくなるタイプの便秘です。
治療では、冷えを取り除くことも大切ですが、単に寒邪を除くだけでなく、体を温めて腸の働きを助けることが中心になります。そのため、より正確には「温めて通じをよくする」と考えます。
これは適切ではありません。
気秘は、気のめぐりが悪くなり、腸の動きが滞って起こる便秘です。ストレスや緊張などが関係することがあります。
この場合は、気のめぐりをよくすることが治療の中心です。津液は体の水分やうるおいを指しますが、津液を補うことは気秘の主な治療方針ではありません。
これは適切です。
虚秘は、体の力が不足して、便を押し出す力が弱くなっている便秘です。また、血が不足すると腸が十分にうるおわず、便が出にくくなることもあります。
そのため、治療方針は気血を補い、腸の働きを助けることです。この組合せが最も適切です。
覚えておくポイントは、便秘のタイプごとに治療方針が違うことです。
・熱秘は、熱を冷まして腸をうるおします。
・気秘は、気のめぐりをよくします。
・冷秘は、体を温めて便通を助けます。
・虚秘は、足りない気血を補います。
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02
便秘のタイプ(証)と、その根本原因を解消する治療方針(治則)の組み合わせを問う問題です。便秘は単なる水分不足だけでなく、体内の熱、冷え、気の滞り、栄養不足など、原因によって対処法が大きく異なります。
誤りの解答です。
熱秘は体内に過剰な熱がこもる実熱が原因です。治療では不足を補うのではなく、溜まった強い熱を冷まして排出させる瀉熱という手法がとられます。
誤りの解答です。
冷秘の本態は体内の温める力が不足する陽虚(虚証)です。治療方針は外からの冷えを追い出すのではなく、体の中から温めて陽気を補うため誤りとなります。
誤りの解答です。
気秘はストレスなどで気の巡りが悪くなる気滞が原因です。治療方針は気の巡りを良くする(理気)であり、津液を補うことではありません。
正しい解答です。
虚秘は文字通り気や血が不足して押し出す力や潤いが足りない状態なので、気血を補う(補気養血)という方針は正解と言えます。
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03
答えは「虚秘 −−−− 気血を補う。」です。
便秘のことを東洋医学では大便秘結といいます。排便間隔が長く数日間排便がないものや便意がありながらも排便が困難で時間がかかるものをいいます。
熱秘は実熱による便秘です。硬めの乾燥便で、顔面紅潮や口喝、口臭を伴います。
冷秘は陽虚による便秘です。ゆるい大便で、腹部や四肢の冷えを伴います。
気秘は気滞による便秘です。大便の形状は一定ではなく、曖気が頻繁に起こって腹部や胸肋部の膨満感を伴います。
虚秘は気虚もしくは血虚による便秘です。気血を補う必要があるのでこれが答えです。
虚秘のうち、気虚によるものは出始めは硬く後にゆるく、排便時にいきんでも排便されず疲れたり、息切れ、疲労感を伴います。血虚や陰虚によるものは、兎糞状の大便で、顔色に艶がなかったりめまいを伴います。
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