あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問123 (施術臨床 問15)
問題文
「42歳の女性。最近、友人に誘われて未経験だったテニスを始めたところ、しばらくしてバックハンドストロークの際に肘の外側が痛むようになった。」
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問123(施術臨床 問15) (訂正依頼・報告はこちら)
「42歳の女性。最近、友人に誘われて未経験だったテニスを始めたところ、しばらくしてバックハンドストロークの際に肘の外側が痛むようになった。」
- トムゼンテスト
- サルカスサイン
- フロマン徴候
- リフトオフテスト
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この過去問の解説 (2件)
01
最も適切なのは【トムゼンテスト】です。
この症例では、テニスのバックハンドストロークのときに肘の外側が痛んでいます。これは、いわゆる【テニス肘】に多い症状です。テニス肘は、正式には上腕骨外側上顆炎といい、手首を反らす筋肉の使いすぎで起こりやすいです。
トムゼンテストは、この上腕骨外側上顆炎を確認するために使われる検査です。
これは適切です。
トムゼンテストは、肘を伸ばした状態で、手首を反らす動きに抵抗を加える検査です。
このときに肘の外側に痛みが出る場合、上腕骨外側上顆炎、つまりテニス肘が疑われます。
今回の症例では、テニスを始めたあと、バックハンドストロークで肘の外側が痛んでいます。これはテニス肘の典型的な状況なので、確認すべき検査としてトムゼンテストが最も適切です。
これは適切ではありません。
サルカスサインは、肩関節が不安定かどうかを確認する検査です。
腕を下に引いたときに、肩の部分にくぼみができるかを見ます。肩の脱臼しやすさや不安定性を調べる検査であり、肘の外側の痛みを調べる検査ではありません。
これは適切ではありません。
フロマン徴候は、尺骨神経の麻痺を確認する検査です。
紙を親指と人差し指ではさんでもらい、親指の動きに異常がないかを見ます。尺骨神経に問題があると、親指を曲げて紙を押さえようとする動きが出ます。
今回の症例は、テニス後の肘外側の痛みであり、尺骨神経麻痺を疑う内容ではありません。
これは適切ではありません。
リフトオフテストは、肩の筋肉である肩甲下筋の働きを確認する検査です。
手を背中に回し、その手を背中から離せるかを調べます。肩の腱板損傷などを調べる検査であり、肘の外側の痛みを確認する検査ではありません。
覚えておくポイントは、テニスのバックハンドで肘の外側が痛む場合は【上腕骨外側上顆炎】を考えることです。
上腕骨外側上顆炎は、手首を反らす筋肉の使いすぎで起こりやすく、確認には【トムゼンテスト】が用いられます。
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02
答えは「トムゼンテスト」です。
本症例は、テニスをする人にしばしば起こるとされている上腕骨外側上顆炎、いわゆるテニス肘であると考えられます。バックストロークで衝撃力が加わると、外側上顆部に出血、部分剥離、小断裂などによる炎症で痛みが生じます。
これが答えです。
陽性では、肘関節伸展、前腕回内位で手関節を背屈し、掌側に押下げようとすると肘外側に痛みが出ます。
上腕を下方へ牽引し下方不安定性を診るテストです。陽性では肩峰と上腕骨等の間に陥没が認められます。ルーズショルダーや腋窩神経麻痺の場合に陽性となります。
左右の母指と示指で厚紙や薄い雑誌を左右に引かせます。尺骨神経麻痺による母指内転筋の麻痺がある場合に、母指が屈曲する現象です。長母指屈筋が代償するために起こります。
肩甲下筋腱の異常を診るテストです。手の甲を背中に当て、肩関節内旋位からさらに内旋強制させて手を背中から離します。陽性では手を背中から離すことが不可能です。肩甲下筋腱断裂で陽性となります。
他に外側上顆炎の疼痛誘発テストとして、チェアテスト、中指伸展テストがあります。
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