あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問116 (施術臨床 問8)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問116(施術臨床 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

胸郭出口症候群の徒手検査で、押圧による放散痛を指標とするのはどれか。
  • ライトテスト
  • モーレイテスト
  • アドソンテスト
  • エデンテスト

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この過去問の解説 (2件)

01

正しい選択肢は【モーレイテスト】です。

胸郭出口症候群の検査のうち、押圧によって放散痛が出るかをみるのはモーレイテストです。鎖骨の上のくぼみ付近を押して、上肢や肩甲部へ痛みやしびれが広がるかを確認します。

選択肢1. ライトテスト

ライトテストは、腕を大きく上げた姿勢で症状が出るかをみる検査です。
肩を外転・外旋させたときに、橈骨動脈の拍動が弱くなるか、しびれや痛みが出るかを確認します。

押して放散痛をみる検査ではないため、違います。

選択肢2. モーレイテスト

モーレイテストは、鎖骨の上のくぼみ付近を押して調べる検査です。
ここには腕へ向かう神経の束である腕神経叢が通っています。

押したときに圧痛や上肢への放散痛が出れば、胸郭出口症候群に関係する所見として考えます。
そのため、この選択肢が正しいです。

選択肢3. アドソンテスト

アドソンテストは、首を反らして回旋し、深く息を吸ったときに症状や橈骨動脈の拍動の変化をみる検査です。
主に、首の筋肉の間で神経や血管が圧迫されるかを調べます。

押圧による放散痛をみる検査ではないため、違います。

選択肢4. エデンテスト

エデンテストは、胸を張って肩を後ろ下方に引き、鎖骨と第1肋骨の間で圧迫が起きるかをみる検査です。
橈骨動脈の拍動が弱くなるか、しびれや痛みが出るかを確認します。

これも押して放散痛を確認する検査ではないため、違います。

まとめ

この問題では、胸郭出口症候群の徒手検査のうち、押圧がポイントになる検査を選ぶことが大切です。

覚えておくポイントは、次のとおりです。

モーレイテストは、鎖骨上のくぼみを押して、圧痛や放散痛をみる検査です。
ライトテストは、腕を上げた姿勢で症状をみる検査です。
アドソンテストは、首の動きと深呼吸で症状や脈の変化をみる検査です。
エデンテストは、肩を後ろ下方に引いて症状や脈の変化をみる検査です。

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02

答えは「モーレイテスト」です。

胸郭出口症候群は、胸郭の上端から首の下部の部分を通る動静脈、腕神経叢の神経が、鎖骨や斜角筋などによって圧迫されて引き起こされる症候群のことです。頸肋症候群、斜角筋症候群、肋鎖症候群、過外転症候群があります。


 

選択肢1. ライトテスト

ライトテストは、患側の橈骨動脈を触知したまま肩関節を外転外旋、肘関節を屈曲させます。脈拍が弱くなったり消える場合に陽性で、小胸筋部での絞扼が疑われます。

選択肢2. モーレイテスト

モーレイテストは鎖骨上窩部を圧迫するものです。

上肢への放散痛があれば陽性です。なので、これが答えです。

頚肋、斜角筋での絞扼が疑われます。

選択肢3. アドソンテスト

アドソンテストは、橈骨動脈を触知しながら頚部を患側に回旋し後屈させて息を深く吸わせるものです。橈骨動脈の脈拍が弱まったり消える場合に陽性です。頸肋、斜角筋部での絞扼を疑います。

選択肢4. エデンテスト

エデンテストは、橈骨動脈に触れたまま両上肢を後下方に牽引するものです。

脈拍が弱まったり消える場合に陽性で、肋鎖間隙での絞扼が疑われます。

まとめ

胸郭出口症候群における各理学検査法の意義をしっかりおさえておきましょう。

どの部位に負荷がかかっているのかを意識することが大切です。


 

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