あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問115 (施術臨床 問7)
問題文
「74歳の女性。主訴は両膝の痛み。最初は歩き始めが痛かったが、最近は階段を降りるときにも痛むようになった。O脚となり、膝を完全に伸ばすことができない。」
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問115(施術臨床 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
「74歳の女性。主訴は両膝の痛み。最初は歩き始めが痛かったが、最近は階段を降りるときにも痛むようになった。O脚となり、膝を完全に伸ばすことができない。」
- 足三里
- 委中
- 血海
- 膝陽関
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この過去問の解説 (1件)
01
この症例で顕著な筋萎縮を触知できる経穴として最も適切なのは、【血海】です。
この症例は、歩き始めの痛み、階段を降りるときの痛み、O脚、膝を完全に伸ばせないことから、【変形性膝関節症】が考えられます。
変形性膝関節症では、膝を支える【大腿四頭筋】が弱くなりやすく、特に膝の内側を支える【内側広筋】の萎縮が目立つことがあります。
血海は内側広筋のあたりにある経穴なので、この問題に当てはまります。
足三里は、膝の下、すねの外側にある経穴です。
胃の経絡に属し、下腿の前外側に取ります。
足三里は膝の痛みに使われることもありますが、この症例で注目する【大腿四頭筋の筋萎縮】を触知する部位としては最も適切ではありません。
膝を支える太ももの内側の筋肉をみるなら、血海のほうが適しています。
委中は、膝の裏の中央にある経穴です。
膝関節の後ろ側に位置します。
委中は膝や腰に関係する経穴として重要ですが、太ももの前側にある大腿四頭筋の萎縮を確認する場所ではありません。
この症例で目立ちやすい内側広筋の萎縮を触れる部位ではないため、最も適切とはいえません。
血海は、膝のお皿の内側上方にある経穴です。
部位としては、太ももの内側前方にある【内側広筋】のあたりに位置します。
変形性膝関節症では、膝を伸ばす働きをもつ大腿四頭筋が弱くなりやすく、特に内側広筋の萎縮が目立つことがあります。
血海はその内側広筋の状態を確認しやすい場所にあるため、この症例で顕著な筋萎縮を触知できる経穴として適切です。
膝陽関は、膝の外側にある経穴です。
膝関節の外側、腸脛靱帯や大腿二頭筋腱に近い部位に取ります。
この症例ではO脚があり、膝の内側に負担がかかりやすい状態です。
ただし、顕著な筋萎縮として注目するのは、膝を支える太ももの前側、とくに内側広筋です。
膝陽関はその筋萎縮を触知する部位としては最も適切ではありません。
覚えておくポイントは、【変形性膝関節症では大腿四頭筋、とくに内側広筋の萎縮が起こりやすい】ということです。
この症例では、歩き始めの痛み、階段を降りるときの痛み、O脚、膝が伸びきらないことから、変形性膝関節症が考えられます。
内側広筋のあたりにある経穴は【血海】です。
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