あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問112 (施術臨床 問4)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問112(施術臨床 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

次の症例で下肢のブルンストロームステージはどれか。
「60歳の男性。左片麻痺。左下肢の共同運動と痙縮がわずかにみられ、分離運動はできない。」
  • ステージⅡ
  • ステージⅢ
  • ステージⅣ
  • ステージⅤ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

正しい選択肢は【ステージⅡ】です。

この症例では、左下肢に【共同運動と痙縮がわずかにみられる】とあります。
ブルンストロームステージでは、共同運動や痙縮が少し出始める段階は【ステージⅡ】です。

まだ分離運動はできないため、回復は進み始めていますが、自由に足を動かせる段階ではありません。

選択肢1. ステージⅡ

ステージⅡは、麻痺した手足に【共同運動や痙縮が少し出始める段階】です。

共同運動とは、足を動かそうとしたときに、いくつかの筋肉がまとまって動いてしまう状態です。
分離運動のように、必要な部分だけを自由に動かすことはまだできません。

この症例では、「共同運動と痙縮がわずかにみられ、分離運動はできない」とあるため、ステージⅡに当てはまります。

選択肢2. ステージⅢ

ステージⅢは、共同運動がはっきり出る段階です。
痙縮も強くなり、共同運動の形であれば、ある程度自分で動かせるようになります。

しかし、この症例では共同運動と痙縮が【わずかに】みられるだけです。
ステージⅢほど、共同運動や痙縮がはっきりしている状態ではありません。

そのため、ステージⅢではありません。

選択肢3. ステージⅣ

ステージⅣは、共同運動の影響が少し弱くなり、分離運動が一部でき始める段階です。

この症例では、はっきりと「分離運動はできない」とあります。
そのため、ステージⅣには当てはまりません。

選択肢4. ステージⅤ

ステージⅤは、分離運動がさらにできるようになる段階です。
共同運動にしばられず、より自由に下肢を動かせるようになります。

この症例では分離運動ができないため、ステージⅤではありません。

まとめ

この問題では、【共同運動と痙縮がどの程度みられるか】を確認することが大切です。

覚えておくポイントは、次のとおりです。

ステージⅡ:共同運動や痙縮がわずかに出始める段階です。
ステージⅢ:共同運動や痙縮がはっきり出る段階です。
ステージⅣ:分離運動が一部でき始める段階です。
ステージⅤ:分離運動がさらに進む段階です。

参考になった数1

02

答えは「ステージⅡ」です。

ブルンストロームステージによる回復段階は、麻痺の回復状態を表し、治療方針の決定にも有用で、評価に用いられることが多いです。


 

選択肢1. ステージⅡ

ステージⅡは、共同運動がわずかに出現した状態で、痙縮が出始めます。

なので、これが答えになります。

選択肢2. ステージⅢ

ステージⅢは随意的な共同運動として関節の運動が可能となります。痙性は高度です。

選択肢3. ステージⅣ

ステージⅣは共同運動パターンが崩れ、分離運動が可能になります。痙縮は弱くなります。

選択肢4. ステージⅤ

ステージⅤは分離運動が高度になり、複雑な逆共同運動の組合せが可能となります。

まとめ

ブルンストロームのステージは、中枢神経障害による麻痺の回復の程度の指標として考えられました。筋力の強弱だけでなく、筋緊張、動きのなめらかさ、スピードなどの質的な評価が可能です。


 

参考になった数0