あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問92 (東洋医学 問12)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問92(東洋医学 問12) (訂正依頼・報告はこちら)

腹診で小腹不仁がある患者にみられる皮膚の色はどれか。
  • 青味
  • 赤味
  • 白味
  • 黒味

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この過去問の解説 (3件)

01

正しい選択肢は、【黒味】です。

小腹不仁とは、下腹部に力がなく、押すとやわらかく沈むように感じられる腹診所見です。東洋医学では、【小腹不仁は腎虚を示す所見】と考えます。日本薬学会も、小腹不仁を腎虚を示す腹証として説明しています。

五行色体では、五臓と五色が対応しており、【腎に対応する色は黒】です。したがって、小腹不仁がある患者にみられる皮膚の色として該当するのは、黒味です。

選択肢1. 青味

誤りです。

青味は、五行色体では【肝】に対応する色です。肝は、気や血の流れを調整する働きや、筋との関係が深い臓と考えられています。

小腹不仁は肝の異常を示す所見ではなく、【腎虚を示す腹証】であるため、青味は該当しません。

選択肢2. 赤味

誤りです。

赤味は、五行色体では【心】に対応する色です。心は、血脈や精神活動に関係する臓と考えられています。

小腹不仁から結び付ける臓は心ではなく【腎】であるため、赤味は該当しません。

選択肢3. 白味

誤りです。

白味は、五行色体では【肺】に対応する色です。肺は、呼吸や皮毛、鼻などと関係する臓と考えられています。

小腹不仁は肺の病証を示すものではなく、【腎虚と関係する所見】であるため、白味は該当しません。

選択肢4. 黒味

これは適切な記述です。

小腹不仁は、下腹部が軟弱で力がない状態をいい、東洋医学では【腎虚】を示す所見とされます。

五行色体では、【腎は黒に対応】します。そのため、小腹不仁がある患者にみられる皮膚の色としては、黒味が該当します。

ただし、ここでいう黒味は、東洋医学における五色の対応を表したものであり、必ず皮膚が明らかに黒く変色するという意味ではありません。

まとめ

この問題では、腹診所見から五臓を判断し、五臓と五色の対応につなげることが大切です。

【小腹不仁】は、腎虚を示します。
【腎】に対応する五色は、黒です。
したがって、【小腹不仁・腎虚・黒味】と結び付けて覚えます。

五臓と五色の対応は、次のように整理しておきましょう。

【肝】は、青です。
【心】は、赤です。
【脾】は、黄です。
【肺】は、白です。
【腎】は、黒です。

 

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02

小腹不仁とは下腹部が力なくへこみ、触られても感覚が鈍い状態です。東洋医学では、生命力の源であるが衰えたサインで腎虚と捉えます。腎の異常は顔や皮膚に黒となって現れます

選択肢1. 青味

誤りの解答です。

肝の異常や、血行不良(瘀血)、強い痛みがある時に現れる色です。小腹不仁の原因である腎の衰えとは異なります。

選択肢2. 赤味

誤りの解答です。

体に余分な熱がこもっている時実熱や心の異常で現れる色です。小腹不仁は熱をもつ病態ではなく、エネルギー不足の状態なので赤味はみられません。

選択肢3. 白味

誤りの解答です。

肺の異常や、体全体のエネルギー不足(気虚)、貧血(血虚)の時に現れる色です。小腹不仁もエネルギー不足ですが、場所が腎であるため白味ではなく黒味になります。

選択肢4. 黒味

正しい解答です。

生命力を司る腎が衰えると、皮膚に黒ずみや黒味が現れます。小腹不仁は腎の衰え、腎虚を示す代表的なお腹のサインです。

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03

答えは「黒味」です。

小腹不仁とは、下腹部に力がなくフワフワしており、知覚鈍麻があるもののことです。

下腹部は腎病が関係しているとされていますので、五行式体で腎に対応する色を選びます。


 

選択肢1. 青味

青は肝と関連があります。

選択肢2. 赤味

赤は心と関連があります。


 

選択肢3. 白味

白は肺と関連があります。

選択肢4. 黒味

黒は腎に関連があるので、これが答えです。


 

まとめ

難経系腹診では、臍を中心として、臍付近が脾、左が肝、右が肺、上が心、下が腎に関係します。


 

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