あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問88 (東洋医学 問8)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問88(東洋医学 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

第9胸椎に付着する臓と表裏関係にある腑の生理作用はどれか。
  • 筋を主る。
  • 決断を主る。
  • 昇清を主る。
  • 清濁の分別を主る。

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この過去問の解説 (2件)

01

正しい選択肢は、【決断を主る。】です。

第9胸椎の高さには、【肝の背部兪穴である肝兪】があります。肝と表裏関係にある腑は【胆】です。東洋医学では、胆は物事を判断して決める働きに関係し、【決断を主る】と考えます。

したがって、第9胸椎に対応する肝と表裏関係にある胆の生理作用は、【決断を主る】です。

選択肢1. 筋を主る。

誤りです。

【筋を主る】のは、肝の生理作用です。肝は、筋の働きや体の動きに関係すると考えられています。

第9胸椎に対応する臓は肝ですが、問題で問われているのは、肝と表裏関係にある【腑】の生理作用です。肝の表裏となる腑は胆であるため、筋を主るは該当しません。

選択肢2. 決断を主る。

これは適切な記述です。

第9胸椎の高さには肝兪があり、対応する臓は【肝】です。肝と表裏関係にある腑は【胆】です。

胆は、東洋医学では【決断を主る】とされています。物事を判断し、行動を決める精神活動に関係する働きとして整理されます。

そのため、この選択肢が該当します。

選択肢3. 昇清を主る。

誤りです。

【昇清を主る】のは、脾の生理作用です。脾は、飲食物から得られた体に必要なものを、上方へ運ぶ働きをもつと考えます。

脾と表裏関係にある腑は胃であり、肝と表裏関係にある胆の働きではありません。

選択肢4. 清濁の分別を主る。

誤りです。

【清濁の分別を主る】のは、小腸の生理作用です。小腸は、胃から送られてきた飲食物を、体に必要なものと不要なものに分ける働きをもつと考えます。

小腸と表裏関係にある臓は心であり、肝と表裏関係にある胆の生理作用ではありません。

まとめ

この問題では、【背部兪穴の位置】と【臓腑の表裏関係】を順番にたどることが大切です。

第9胸椎の高さには【肝兪】があります。
肝と表裏関係にある腑は【胆】です。
胆の生理作用は【決断を主る】です。

また、各選択肢は次のように整理して覚えておきましょう。

【筋を主る】は、肝の働きです。
【決断を主る】は、胆の働きです。
【昇清を主る】は、脾の働きです。
【清濁の分別を主る】は、小腸の働きです。

【第9胸椎・肝兪・肝・胆・決断】の順につなげて覚えると、正しく判断しやすくなります。

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02

第9胸椎に付着する臓は肝です。肝と表裏関係にある腑は胆になりますので、胆の生理作用を選びます。


 

選択肢1. 筋を主る。

筋は肝血の滋養を受けて機能をしています。

なので肝の生理作用です。


 

選択肢2. 決断を主る。

胆の生理作用になりますので、これが答えです。

精を含んだ胆汁は、精神活動、特に決断と関係があります。


 

選択肢3. 昇清を主る。

脾の生理特性になります。脾は水穀の精微を上へ向かわせ、組織や器官を正常な位置に保っています。


 

選択肢4. 清濁の分別を主る。

清濁の分別は小腸の生理作用です。

 


 

まとめ

肝と胆は、精神活動において関連があり、思考するのが肝、決断を下すのが胆とされています。胆が失調すると、優柔不断になったり、オドオドやビクビクしやすくなります。

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