あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問87 (東洋医学 問7)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問87(東洋医学 問7) (訂正依頼・報告はこちら)
- 糟粕を変化させる。
- 飲食物を納める。
- 水穀を分別する。
- 精汁を貯蔵する。
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この過去問の解説 (2件)
01
正しいのは、「糟粕を変化させる。」です。
東洋医学における大腸は、小腸から送られてきた糟粕、つまり飲食物の不要な残りかすを受け取り、便に変化させて体外へ排出する働きを担います。この働きを糟粕の伝化といいます。
この選択肢は正しいです。
糟粕とは、飲食物から体に必要なものが取り出された後に残る、不要なもののことです。
大腸は、小腸から送られてきた糟粕を受け取り、水分の状態を整えながら便に変化させ、排泄へとつなげます。東洋医学では、この働きを糟粕の伝化を主ると表現します。
これは誤りです。
飲食物を受け入れ、消化のはじめの段階を担うのは、胃です。
東洋医学では、胃は水穀の受納・腐熟を主るとされます。水穀とは飲食物のことであり、受納は受け入れること、腐熟は消化しやすい状態にすることをいいます。
したがって、飲食物を納める働きは、大腸ではなく胃の働きです。
これは誤りです。
水穀を、体に必要なものと不要なものに分ける働きを担うのは、小腸です。
東洋医学では、小腸は胃から送られてきた飲食物を受け取り、必要なものと不要なものに分けます。この働きを清濁の分別といいます。
したがって、水穀を分別する働きは、大腸ではなく小腸の働きです。
これは誤りです。
精汁を貯蔵する働きを担うのは、胆です。
胆は、胆汁を貯蔵し、必要に応じて排泄する働きを担います。東洋医学では、胆は六腑に含まれますが、飲食物の不要な残りかすを便に変える大腸とは、役割が異なります。
したがって、精汁を貯蔵する働きは、大腸ではなく胆の働きです。
東洋医学における六腑の働きは、飲食物が体内でどのように運ばれ、分けられ、排出されるかを順に整理すると覚えやすくなります。
胃は、飲食物を受け入れて消化しやすい状態にします。
小腸は、必要なものと不要なものを分別します。
大腸は、不要な残りかすである糟粕を便に変化させ、排泄につなげます。
胆は、精汁を貯蔵します。
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02
答えは「糟粕を変化させる。」です。
大腸の生理作用に糟粕の伝化というものがあります。
大腸の生理作用に糟粕の伝化がありますので、これが答えです。
胃・小腸で消化された飲食物のうち、糟粕を糞便へと変化させて肛門から排出します。
これは胃の作用になります。飲食物を一時的に納める機能を受納といいます。また、その飲食物を消化する機能を腐熟といいます。
これは小腸の作用になります。
胃から送られてきた水穀を消化し水穀の精微と糟粕に分けることをいいます。
これは腎の作用になります。
腎は精を貯蔵して、精が漏れださないように保ち、生命活動の維持の役割をもっています。
大腸の機能が失調すると便秘や軟便、下痢などが起こります。また、肺と表裏関係があり、親がいの機能が失調すると影響を及ぼしやすいです。
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