あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問69 (リハビリテーション医学 問7)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問69(リハビリテーション医学 問7) (訂正依頼・報告はこちら)

アテトーゼ型脳性麻痺について正しいのはどれか。
  • 変形性肩関節症を合併する。
  • 精神発達遅滞を合併する。
  • 不随意運動を呈する。
  • 脳性麻痺の病型で最も多い。

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この過去問の解説 (2件)

01

答えは「不随意運動を呈する。」です。
脳性麻痺とは、受胎から生後4週までに生じた脳の皮疹構成病変に基づく不可逆的かつ変化しうる運動及び姿勢の異常とされています。
その性状は2歳までに発現します。
分類として痙直型が最も多く、次いでアテトーゼ型、混合型などがあげられます。

 

選択肢1. 変形性肩関節症を合併する。

脳性麻痺の合併症として、関節拘縮、側弯症、てんかん、精神発達遅延があげられます。
運動障害では麻痺や拘縮などがみられますが、変形性肩関節症は合併症には含まれていません。

 

選択肢2. 精神発達遅滞を合併する。

脳性麻痺では知能障害を伴うことは多いですが、麻痺の程度と必ず一致することもないです。アテトーゼ型は良好な知能が保たれていることが多いです。

選択肢3. 不随意運動を呈する。

アテトーゼ型脳性麻痺は大脳基底核が障害されることで生じ、筋トーヌスの亢進や不随意運動が生じます。

選択肢4. 脳性麻痺の病型で最も多い。

脳性麻痺の病型で最も多いのは痙直型です。

 

まとめ

脳性麻痺には
痙直型、アテトーゼ型、失調型、混合型などがあり、障害部位によって運動障害の型は変化します。
主症状は姿勢異常、運動麻痺(四肢麻痺、対麻痺、片麻痺)がみられ、関節拘縮、側弯症、てんかん、精神発達遅延などの合併症も呈します。

 

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02

正しいのは、「不随意運動を呈する。」です。

脳性麻痺は、脳の障害によって、姿勢や運動をうまく調整しにくくなる状態です。アテトーゼ型脳性麻痺では、自分の意思とは関係なく、手足や体幹などがゆっくりねじれるように動く不随意運動が特徴です。興奮したときや緊張したときに動きが強くなり、睡眠中にはみられなくなることがあります。

選択肢1. 変形性肩関節症を合併する。

これは誤りです。

アテトーゼ型脳性麻痺の代表的な特徴は、肩関節の変形ではなく、不随意運動です。

アテトーゼ型では、長期間にわたって首や体に不随意運動が続くことにより、成人期に頸椎症や頸髄症などが問題となることがあります。しかし、変形性肩関節症を合併することが、この病型を判断する基本的な特徴ではありません。

選択肢2. 精神発達遅滞を合併する。

これは誤りです。

脳性麻痺では、原因や障害の範囲によって知的障害を伴うことがあります。しかし、知的障害はアテトーゼ型脳性麻痺に特有の症状ではありません。

アテトーゼ型では、不随意運動のために話すことや手足を動かすことが難しく、意思を伝えにくい場合があります。そのため、運動や発語の障害と知的能力を分けて考えることが大切です。

選択肢3. 不随意運動を呈する。

この選択肢は正しいです。

アテトーゼ型脳性麻痺では、手足や体幹に、ゆっくりともがくような不随意運動が現れます。これは、本人が意識して止めようとしても、思うように止めにくい動きです。

また、何かをしようとしたときや、緊張したとき、興奮したときに不随意運動が強くなることがあります。アテトーゼ型脳性麻痺を判断するうえで、不随意運動は最も重要な特徴です。

選択肢4. 脳性麻痺の病型で最も多い。

これは誤りです。

脳性麻痺の病型で最も多いのは、痙直型脳性麻痺です。痙直型では、筋肉がこわばり、手足を動かしにくくなることが特徴です。

アテトーゼ型脳性麻痺は、痙直型に次いでみられる病型であり、最も多い病型ではありません。

まとめ

アテトーゼ型脳性麻痺では、自分の意思とは関係なく体が動く不随意運動がみられます。特に、手足や体幹がゆっくりねじれるように動くことが特徴です。

また、脳性麻痺で最も多い病型はアテトーゼ型ではなく、痙直型です。

試験では、アテトーゼ型は不随意運動、痙直型は筋肉のこわばりと整理して覚えておきましょう。

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