あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問65 (リハビリテーション医学 問3)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問65(リハビリテーション医学 問3) (訂正依頼・報告はこちら)
- 起立性低血圧を生じる。
- けいれん発作を合併する。
- 頻脈を生じる。
- 膀胱の過膨張が誘因となる。
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この過去問の解説 (2件)
01
答えは「膀胱の過膨張が誘因となる。」です。
自律神経過反射とは、第6胸髄以上の高位脊髄損傷者に起こりやすいです。
この反射は膀胱の充満、便秘、褥瘡、妊娠などの刺激が引き金となって起こることが多く、緊急な対応が必要であり、適切な対処が重要となります。
自律神経過反射では、血圧上昇がみられ、200mmhgとなることもあり、脳出血のリスクがあります。
けいれん発作が生じる原因として、脳神経細胞の異常な電気的興奮によって引き起こされることが多く、てんかんなどでみられます。
自律神経過反射では、徐脈が生じます。
自律神経過反射は、導尿カテーテルが詰まるなどして膀胱の充満や便秘や褥瘡などの刺激が引き金となって起こることが多いです。
自律神経過反射とは、第6胸髄以上の高位脊髄損傷者に起こりやすい自律神経の過剰反射のことです。
主な症状として、頭痛、徐脈、発汗を伴う急激な血圧上昇がみられます。
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02
正しい選択肢は、「膀胱の過膨張が誘因となる。」です。
自律神経過反射は、主に高い位置で脊髄を損傷した人に起こる、急激な血圧上昇を中心とする危険な反応です。損傷した部位より下に刺激が加わると、血管が強く収縮し、血圧が大きく上昇します。
特に、膀胱に尿がたまりすぎることは、自律神経過反射を引き起こす代表的な原因です。ほかにも、便がたまること、衣服による締め付け、皮膚の傷などが誘因になることがあります。
この問題では適切ではありません。
起立性低血圧は、横になった状態から起き上がったときなどに血圧が下がり、ふらつきやめまいが起こる状態です。脊髄損傷患者では起立性低血圧がみられることがありますが、自律神経過反射の発作で中心となる血圧の変化は、急激な血圧上昇です。
したがって、自律神経過反射の代表的な特徴として、起立性低血圧を選ぶのは適切ではありません。
この問題で選ぶべき記述ではありません。
自律神経過反射の代表的な症状は、急激な血圧上昇、強い頭痛、顔面紅潮、発汗、徐脈などです。けいれん発作は、典型的な症状としてまず押さえるものではありません。
ただし、自律神経過反射を放置して重い高血圧が続くと、脳への重大な影響によって、けいれんなどの危険な状態に至ることがあります。そのため、自律神経過反射はすぐに対応が必要な状態です。
この問題では適切ではありません。
自律神経過反射では、血圧が急激に上がるため、体は血圧を下げようとして心拍を遅くしようとします。そのため、代表的な脈拍の変化は徐脈です。
頻脈がみられることもありますが、典型的な所見として覚えるべきものは、高血圧と徐脈です。
これは適切な記述です。
膀胱の過膨張とは、膀胱に尿がたまりすぎて大きくふくらんだ状態です。脊髄損傷患者では、尿意を感じにくかったり、カテーテルの詰まりなどによって尿が排出されにくくなったりすることがあります。
このように膀胱が強く刺激されると、自律神経過反射が起こり、急激な血圧上昇につながります。膀胱への尿のたまりすぎは、自律神経過反射の代表的な誘因です。
自律神経過反射は、高位の脊髄損傷患者に起こりやすい、急激な血圧上昇を伴う危険な状態です。
代表的な誘因には、膀胱の過膨張、便の貯留、衣服の締め付け、皮膚への刺激などがあります。症状としては、高血圧、強い頭痛、顔面紅潮、発汗、徐脈などを覚えておきましょう。
なお、重症になると脳卒中やけいれんなどを起こす危険があります。そのため、症状がみられた場合は、原因となる刺激をすみやかに確認し、必要に応じて医療機関で対応を受けることが重要です。
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