あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問64 (リハビリテーション医学 問2)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問64(リハビリテーション医学 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- ADL訓練
- 間接嚥下訓練
- 荷重歩行訓練
- 腹式呼吸訓練
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この過去問の解説 (2件)
01
答えは「ADL訓練」です。
作業療法とは、身体や精神に障害のある人に対して、様々な手段を用いて機能的、あるいは心理的な改善による応用動作能力の向上、社会適応能力の回復を目指す治療法のことです。
ADL訓練とは、食事、更衣、移動、入浴などの日常生活動作の訓練から、生活環境調整、片手動作訓練などを行うことを指します。
必要な場合には、自助具を使用したり、自助具を作成したりします。
間接嚥下訓練とは、飲み物・食べ物を使わない嚥下障害の訓練方法のことです。
アイスマッサージや発音練習などを実施し、言語聴覚療法の一つです。
荷重歩行訓練とは、下肢の骨折や術後の患者に対して、徐々に体重の負荷をかけながら歩行訓練のことです。
理学療法の一つです。
腹式呼吸訓練法とは、横隔膜を動かして呼吸機能を向上させ、息切れなどの軽減を図る訓練法のことです。
理学療法の一つです。
作業療法の種類には、機能的作業療法、日常生活訓練(ADL訓練)、心理支持的作業療法、職業前評価・訓練、精神医学的作業療法などがあります。
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02
正しいのは、「ADL訓練」です。
回復期リハビリテーションは、病気やけがの状態が落ち着いてきた時期に、日常生活や家庭復帰に向けて行うリハビリテーションです。
作業療法では、食事、着替え、排泄、入浴、家事など、生活に必要な動作ができるようになることを目指します。これらの日常生活動作を練習するADL訓練は、作業療法として行われる代表的な訓練です。
この選択肢は正しいです。
ADLとは、日常生活を送るために必要な基本的な動作のことです。たとえば、食事をする、服を着替える、トイレを使う、入浴するなどの動作が含まれます。
作業療法では、患者の状態に合わせて、実際の生活に必要な動作を練習します。片手で着替える方法を練習したり、使いやすい道具を取り入れたりすることもあります。
厚生労働省の資料でも、移動、食事、排泄、入浴などの日常生活活動に関するADL訓練は、作業療法に含まれるものと示されています。
これは誤りです。
間接嚥下訓練は、食べ物を実際に使わずに、口や舌、のどの動きなどを練習し、飲み込む力の改善を目指す訓練です。
摂食や嚥下の訓練は、医師、看護師、言語聴覚士、管理栄養士などが連携して行います。なかでも、飲み込みに関する訓練は、言語聴覚療法の代表的な内容として整理されます。
なお、実際の医療現場では、作業療法士も食事動作や姿勢、食具の使い方などに関わることがあります。しかし、この問題で作業療法として選ぶ内容は、ADL訓練です。
これは誤りです。
荷重歩行訓練は、足に体重をかけながら立ったり歩いたりする練習です。骨折後や手術後などに、状態を確認しながら歩行能力の回復を目指して行います。
立つ、歩くなどの基本的な動作能力の回復を目指す訓練は、理学療法の代表的な内容です。
作業療法でも、生活場面での移動練習に関わることはありますが、本問で作業療法として選ぶものではありません。
これは誤りです。
腹式呼吸訓練は、横隔膜を使って効率よく呼吸する方法を練習するものです。呼吸を整えたり、息苦しさをやわらげたりするために行われます。
このような呼吸の訓練は、呼吸器の病気に対するリハビリテーションなどで行われる内容であり、日常生活動作の練習を中心とする作業療法の代表的な訓練として選ぶものではありません。
作業療法は、食事、着替え、排泄、入浴、家事など、その人が日常生活を送るために必要な動作をできるようにする訓練です。そのため、作業療法として代表的なのはADL訓練です。
リハビリテーションの役割は、次のように整理すると覚えやすくなります。
理学療法は、立つ・歩くなどの基本的な動作の回復を目指します。
作業療法は、食事・着替え・入浴などの生活動作の回復を目指します。
言語聴覚療法は、話すことや飲み込むことの訓練を中心に行います。
ただし、実際のリハビリテーションでは、それぞれの専門職が協力しながら患者を支えます。試験では、各訓練の代表的な担当分野を整理しておくことが大切です。
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