あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問61 (臨床医学 問25)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問61(臨床医学 問25) (訂正依頼・報告はこちら)

パーキンソン病で病変が起こる部位はどれか。
  • 中脳黒質
  • 海馬
  • 視床下部

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この過去問の解説 (2件)

01

答えは「中脳黒質」です。
パーキンソン病とは、中脳の黒質が変性することでドパミン分泌が欠乏し、スムーズに運動を行うことができなくなる疾患です。

 

選択肢1. 中脳黒質

中脳の被蓋と大脳脚との境にある細胞核で、黒質の神経細胞には大量のドパミンが含まれており、ドパミンは大脳基底核の線条体に送られて放出されます。
この部位が変性することでパーキンソン病が生じます。

 

選択肢2. 海馬

大脳辺縁系の一部で、記憶の形成に重要な役割を果たします。
側頭葉の内側面に位置しており、固有海馬、海馬台複合体、歯状回からなります。

 

選択肢3. 視床下部

間脳の一部で、視床の前下方に位置しており、自律神経系や内分泌系の中枢として重要な役割を果たしています。
体温調節、浸透圧の調節、睡眠、覚醒、摂食、摂水、性行動、情動など、生命活動の調節にも作用しています。

 

選択肢4. 橋

脳幹の一部で、延髄の上方に続く膨隆部であり、背側の橋被蓋と腹側の橋底部に分けられます。
また、橋からは三叉神経、外転神経、顔面神経、内耳神経が出てきます。

 

まとめ

パーキンソン病はドパミンが分泌されないことにより、大脳基底核が正常に作用しなくなる疾患です。
大脳基底核の調節にはドパミンが必要不可欠であり、どの部位から分泌されているのか、ドパミンの作用を知ることで、パーキンソン病に関する理解を深めることにもつながります。

 

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02

正しい選択肢は、【中脳黒質】です。

パーキンソン病は、【中脳の黒質にあるドパミン神経細胞が減少する病気】です。ドパミンは、体の動きをなめらかに調整するために重要な物質です。ドパミンが不足すると、手足のふるえ、動作の遅さ、筋肉のこわばり、転びやすさなどの症状が現れます。

選択肢1. 中脳黒質

これは適切な記述です。

中脳黒質には、ドパミンを作る神経細胞があります。パーキンソン病では、この神経細胞が少なくなり、体の動きを調節するドパミンが不足します。

そのため、動き始めるのに時間がかかる、歩幅が小さくなる、安静時に手がふるえるなどの症状が起こります。パーキンソン病で特に重要な病変部位は、【中脳黒質】です。

選択肢2. 海馬

誤りです。

海馬は、主に記憶に関係する部位です。新しいことを覚えたり、経験したことを記憶として整理したりする働きに関係しています。

パーキンソン病で、運動症状の原因となる代表的な病変部位として選ぶのは海馬ではなく、【中脳黒質】です。

選択肢3. 視床下部

誤りです。

視床下部は、体温、食欲、睡眠、ホルモン、自律神経の働きなど、体の状態を整えることに関係する部位です。

パーキンソン病では便秘や睡眠の問題など、運動以外の症状がみられることもありますが、病気の中心となる代表的な病変部位は【中脳黒質】です。

選択肢4. 橋

誤りです。

橋は、脳幹の一部であり、呼吸や睡眠、顔の運動や感覚などに関係する神経が通る部位です。

パーキンソン病では、病気の進行に伴って黒質以外の部位にも変化がみられることがあります。しかし、この問題で病変が起こる代表的な部位として選ぶのは、橋ではなく【中脳黒質】です。

まとめ

パーキンソン病では、【中脳黒質のドパミン神経細胞が減少し、ドパミンが不足する】ことが重要です。

ドパミンが不足すると、体の動きをうまく調整しにくくなり、【安静時のふるえ、動作の遅さ、筋肉のこわばり、姿勢を保ちにくくなる症状】などが現れます。

この問題では、【パーキンソン病は中脳黒質の障害】と結び付けて覚えておきましょう。

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