あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問60 (臨床医学 問24)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問60(臨床医学 問24) (訂正依頼・報告はこちら)

AEDの適応となるのはどれか。
  • 発作性上室頻拍
  • 房室ブロック
  • 発作性心房細動
  • 心室細動

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この過去問の解説 (2件)

01

答えは、「心室細動」です。
AEDとは、心室細動や無脈性心室頻拍に対して電気ショックを与えて、正常な心拍リズムに戻すための医療機器です。

 

選択肢1. 発作性上室頻拍

突然脈が速くなったり動悸が生じたり、突然動悸が停止する状態を発作性上室頻拍といいます。
重症例ではアダムストークス症候群による意識消失がみられます。

 

選択肢2. 房室ブロック

心房から心室への興奮が遮断されるものであり、1~3度の重要度に分類されます。
1度房室ブロックは健常者にもみられることがあります。

 

選択肢3. 発作性心房細動

心房に無秩序な興奮が生じることでP波が消失し、心房の興奮が心室に不規則に伝導するために不整脈を引き起こす状態をいいます。
高齢者に多く、血栓が生じやすくなるため、塞栓症のリスクが上がります。

 

選択肢4. 心室細動

心室が無秩序に興奮して、心停止となった状態を心室細動といいます。
急性心筋梗塞などでみられ、アダムストークス症候群によるめまいの直後に失神がみられ、その後心停止となります。

 

まとめ

AEDは心停止を起こしている状態に対して、電気ショックを与えることで心拍出を回復させることができます。
選択肢の中では、心室細動が心不全、心停止を起こす状態であるため、AEDの適応となります。

 

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02

正しい選択肢は、【心室細動】です。

AEDは、心臓が規則正しく血液を送り出せなくなったときに、必要に応じて電気ショックを行う機器です。特に、心臓が細かく震えるだけで血液を送り出せなくなる【心室細動】は、AEDによる電気ショックの対象となります。

なお、AEDは電極パッドを貼ると、自動で心電図を調べ、電気ショックが必要かどうかを判断しま

選択肢1. 発作性上室頻拍

誤りです。

発作性上室頻拍は、心臓の上の方で電気信号が異常に速く回ることにより、突然脈が速くなる不整脈です。

動悸や息苦しさがみられることはありますが、【AEDが電気ショックを行う代表的な不整脈ではありません】。治療では、状態に応じて薬や医療機関での処置が行われます。

選択肢2. 房室ブロック

誤りです。

房室ブロックは、心臓の上の部屋から下の部屋へ電気信号がうまく伝わらなくなり、脈が遅くなることがある状態です。

AEDは、心臓が細かく震えて血液を送り出せない状態を電気ショックで改善する機器です。そのため、【電気信号が伝わりにくくなる房室ブロックは、AEDの電気ショックの対象ではありません】。

選択肢3. 発作性心房細動

誤りです。

発作性心房細動は、心臓の上の部屋である心房が不規則に震え、脈が乱れる不整脈です。発作が起こっても、しばらくすると自然におさまることがあります。

心房細動では心房の動きが乱れますが、心室が細かく震えて血液を送り出せなくなる心室細動とは異なります。そのため、【発作性心房細動は、AEDによる電気ショックの対象として選ぶものではありません】。

選択肢4. 心室細動

これは適切な記述です。

心室細動は、心臓の血液を送り出す部分である心室が細かく震え、全身へ血液を送り出せなくなる状態です。突然の心停止の原因となり、何もしなければ命にかかわります。

心室細動では、【できるだけ早くAEDによる電気ショックを行い、心臓の異常な震えを止めることが重要】です。

 

まとめ

AEDによる電気ショックの対象となる代表的な不整脈は、【心室細動】と【脈のない心室頻拍】です。

この問題では、心臓が細かく震えて血液を送り出せなくなる状態である【心室細動】が該当します。

実際の救命場面では、不整脈の種類を自分で判断する必要はありません。反応がなく、普段どおりの呼吸がない人には、胸骨圧迫を始めてAEDを装着し、【AEDの音声案内に従って対応する】ことが大切です。

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