あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問54 (臨床医学 問18)
問題文
胃粘膜の攻撃因子はどれか。
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問題
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あん摩マッサージ指圧師
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この過去問の解説 (2件)
01
答えは「ペプシン」です。
通常、胃酸や消化酵素(ペプシン)といった攻撃因子ムチンと重炭酸イオンなどの防御因子のバランスが保たれることで胃粘膜が保護されています。
この均衡が崩れて攻撃因子が強く作用すると胃潰瘍などの発症原因となります。
主細胞から分泌されるペプシノゲンが、塩酸が作用することでペプシンへと活性化されます。
主にたんぱく質を分解する消化酵素であり、攻撃因子に該当します。
主に膵液に含まれているアルカリ性であり、胃酸にさらされた食塊を中和する作用があるため、防御因子に該当します。
副細胞から分泌される粘液であり、胃の粘膜を塩酸から保護する役割があります。そのため、防御因子に該当します。
胃の粘液の分泌を促進し、粘膜の血流を増加させて胃を保護する役割があります。そのため、防御因子に該当します。
胃潰瘍といった消化性潰瘍は、胃酸などの攻撃因子が、胃粘液などの防御因子を上回るときに発症します。
攻撃因子には、ペプシン、塩酸、ストレス、喫煙、NSAIDs、ピロリ菌などが該当します。
防御因子には、粘液、粘膜血流の増加、重炭酸イオン、プロスタグランジン、セクレチンなどが該当します。
治療としては、攻撃因子を抑制することや防御因子を増強する方法があります。
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02
正しい選択肢は、ペプシンです。
胃の中では、食べ物を消化するために強い働きをもつ物質が分泌されています。これらは食べ物を分解する一方で、胃の粘膜を傷つける原因にもなるため、「攻撃因子」と呼ばれます。
ペプシンは、たんぱく質を分解する消化酵素であり、胃粘膜に対する攻撃因子にあたります。一方、重炭酸イオン、ムチン、プロスタグランジンは、胃粘膜を守る「防御因子」です。
これは適切な記述です。
ペプシンは、胃の中でたんぱく質を分解する消化酵素です。食べ物の消化には必要ですが、胃粘膜に対しては傷害を与える方向に働くため、胃酸とともに攻撃因子に分類されます。
胃粘膜を守る働きが弱くなると、胃酸やペプシンの作用によって胃粘膜が傷つき、胃潰瘍などの原因になることがあります。
誤りです。
重炭酸イオンは、胃酸を中和して、胃粘膜の表面が強い酸にさらされすぎないようにする物質です。
胃の中は強い酸性ですが、重炭酸イオンが働くことで、胃粘膜の近くは守られやすくなります。そのため、重炭酸イオンは攻撃因子ではなく、防御因子です。
誤りです。
ムチンは、胃粘膜の表面を覆う粘液の主な成分です。胃粘膜の表面に膜のような層をつくり、胃酸やペプシンが直接粘膜に触れにくくなるように守ります。
したがって、ムチンは胃粘膜を傷つける攻撃因子ではなく、胃粘膜を保護する防御因子です。
誤りです。
プロスタグランジンは、胃粘液や重炭酸イオンの分泌を促し、胃粘膜の血流を保つ働きがあります。また、胃酸の分泌を抑える働きもあります。
このように、プロスタグランジンは胃粘膜を守る方向に働くため、攻撃因子ではなく、防御因子です。
胃粘膜では、胃を傷つける方向に働く攻撃因子と、胃を守る方向に働く防御因子のバランスが保たれています。
攻撃因子には、胃酸やペプシンがあります。防御因子には、重炭酸イオン、ムチン、プロスタグランジンなどがあります。
この問題では、「食べ物を分解する強い働きをもち、胃粘膜を傷つける側に分類されるものはどれか」と考えると、ペプシンを選ぶことができます。
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