あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問50 (臨床医学 問14)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問50(臨床医学 問14) (訂正依頼・報告はこちら)

伝音難聴をきたすのはどれか。
  • 薬剤性難聴
  • メニエール病
  • 慢性中耳炎
  • 突発性難聴

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この過去問の解説 (1件)

01

「慢性中耳炎」が正しい選択肢です。

伝音難聴は、音を内耳まで伝える通り道に問題があることで起こる難聴です。外耳や中耳に異常があると、音の振動がうまく伝わらなくなります。慢性中耳炎では、中耳に長く炎症が続き、鼓膜や耳小骨の働きに影響が出るため、【伝音難聴】をきたします。

選択肢1. 薬剤性難聴

これは誤りです。

薬剤性難聴は、薬の影響で内耳や聴神経が障害されて起こる難聴です。

内耳は、音を感じ取る大切な部分です。そのため、薬剤性難聴は主に【感音難聴】に分類されます。

伝音難聴のように、外耳や中耳で音が伝わりにくくなる状態とは異なります。

選択肢2. メニエール病

これは誤りです。

メニエール病は、内耳の異常によって起こる病気です。めまい、耳鳴り、難聴、耳がつまった感じなどがみられます。

内耳は音を感じ取る部分なので、メニエール病による難聴は主に【感音難聴】です。

そのため、伝音難聴をきたす疾患としては適切ではありません。

選択肢3. 慢性中耳炎

これは正しい記述です。

慢性中耳炎は、中耳に炎症が長く続く病気です。中耳には、鼓膜や耳小骨など、音を内耳へ伝えるための部分があります。

慢性中耳炎では、鼓膜に穴があいたり、耳小骨の動きが悪くなったりすることがあります。その結果、音が内耳へ伝わりにくくなり、【伝音難聴】が起こります。

選択肢4. 突発性難聴

突発性難聴は、急に聞こえにくくなる病気です。原因ははっきりしないことも多いですが、内耳の障害が関係すると考えられています。

内耳の障害によって起こるため、突発性難聴は主に【感音難聴】です。

伝音難聴ではなく、音を感じ取る部分の異常による難聴です。

まとめ

覚えておくポイントは、【伝音難聴は外耳・中耳の異常で起こる】ということです。

慢性中耳炎は中耳の病気なので、音が内耳へ伝わりにくくなり、伝音難聴をきたします。

一方、薬剤性難聴、メニエール病、突発性難聴は、主に内耳や聴神経が関係するため【感音難聴】です。難聴の問題では、障害される場所が「音を伝える部分」なのか、「音を感じ取る部分」なのかを分けて考えると判断しやすくなります。

 

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