あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問44 (臨床医学 問8)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問44(臨床医学 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

尿検査について最も適切なのはどれか。
  • 正常尿のpHは9.0前後である。
  • 尿ビリルビンは腎障害によって陽性になる。
  • 尿糖は血糖値が100mg/dLを超えると陽性になる。
  • 激しい運動は蛋白尿の誘因となる。

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この過去問の解説 (3件)

01

「激しい運動は蛋白尿の誘因となる。」が最も適切です。

尿検査では、尿のpH、尿ビリルビン、尿糖、尿蛋白などを調べます。尿蛋白は、腎臓の病気だけでなく、激しい運動、発熱、強いストレスなどによって一時的に出ることがあります。そのため、激しい運動は【蛋白尿の誘因】になります。

選択肢1. 正常尿のpHは9.0前後である。

これは誤りです。

正常な尿は、ふつう弱酸性から中性に近い状態です。目安として、尿のpHはおよそ【5.0〜8.0】の範囲にあります。

pH9.0前後はかなりアルカリ性に傾いた状態です。そのため、正常尿のpHとしては適切ではありません。

選択肢2. 尿ビリルビンは腎障害によって陽性になる。

これは誤りです。

尿ビリルビンは、主に【肝臓や胆道の異常】で陽性になります。

ビリルビンは、赤血球が壊れたあとにできる色素です。肝臓で処理され、胆汁として排出されます。肝炎や胆道閉塞などがあると、尿中にビリルビンが出ることがあります。

腎障害で陽性になりやすい代表は、尿蛋白や尿潜血などです。

選択肢3. 尿糖は血糖値が100mg/dLを超えると陽性になる。

これは誤りです。

尿糖は、血糖値が少し高くなっただけでは陽性になりません。

血糖値が一定以上に高くなり、腎臓で糖を再吸収しきれなくなると、尿に糖が出ます。この目安は一般に【160〜180mg/dL前後】です。

そのため、血糖値が100mg/dLを超えただけで尿糖が陽性になる、という説明は正しくありません。

選択肢4. 激しい運動は蛋白尿の誘因となる。

これは誤りです。

尿糖は、血糖値が少し高くなっただけでは陽性になりません。

血糖値が一定以上に高くなり、腎臓で糖を再吸収しきれなくなると、尿に糖が出ます。この目安は一般に【160〜180mg/dL前後】です。

そのため、血糖値が100mg/dLを超えただけで尿糖が陽性になる、という説明は正しくありません。

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02

答えは「激しい運動は蛋白尿の誘因となる。」です。

 

尿検査は、腎疾患、尿路疾患、心臓、肝臓、内分秘腺など諸器官の機能を知りうる手段として用いられます。尿量、色調、比重、蛋白、糖、ケトン体、pH、潜血、ビリルビン、ウロビリノーゲンなどの検査項目があります。

選択肢1. 正常尿のpHは9.0前後である。

尿のpHは4、5〜8、0の間です。

選択肢2. 尿ビリルビンは腎障害によって陽性になる。

腎障害では蛋白尿などがみられます。

選択肢3. 尿糖は血糖値が100mg/dLを超えると陽性になる。

ブドウ糖の尿中への排泄は健常人でⅠ日あたり16〜132㎎程度です。

選択肢4. 激しい運動は蛋白尿の誘因となる。

これが答えです。

激しい運動後など、腎機能に障害がない場合でも蛋白尿が陽性となる場合があります。

まとめ

尿蛋白が増える原因には、血中の低分子蛋白濃度が異常に高くなる場合、腎実質障害、遠位部の尿路系の障害があります。

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03

尿検査は、体内の代謝や腎臓・尿路系の異常を非侵襲的に評価できる検査です。各項目の基準値や変動要因を整理しておきましょう。

選択肢1. 正常尿のpHは9.0前後である。

誤りの解答です。

正常な尿は通常弱酸性(pH 5.0〜7.0前後)です。食事や体調で変動しますが、pH 9.0はアルカリ性に傾いています。

選択肢2. 尿ビリルビンは腎障害によって陽性になる。

誤りの解答です。

尿ビリルビンが陽性になるのは、肝臓や胆管の障害です。腎障害が直接の主因ではありません。

選択肢3. 尿糖は血糖値が100mg/dLを超えると陽性になる。

誤りの解答です。

尿に糖が出る基準は、血糖値160〜180mg/dLを超えたときです。100mg/dLでは通常陰性となります。

選択肢4. 激しい運動は蛋白尿の誘因となる。

正しい解答です。

激しい運動や発熱、長時間の起立で腎臓に一時的な負担がかかって生じます。生理的蛋白尿と呼びます。

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