あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問40 (臨床医学 問4)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問40(臨床医学 問4) (訂正依頼・報告はこちら)

空腹時の腹痛を特徴とする疾患はどれか。
  • 虫垂炎
  • 胆石症
  • 急性膵炎
  • 十二指腸潰瘍

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この過去問の解説 (1件)

01

「十二指腸潰瘍」が正しい選択肢です。

十二指腸潰瘍は、胃の出口に近い十二指腸の粘膜が傷つき、深くえぐれた状態です。特徴として、【空腹時や夜間に腹痛が起こりやすい】ことがあります。食事をすると胃酸が薄まったり中和されたりするため、痛みが一時的に軽くなることがあります。

選択肢1. 虫垂炎

これは誤りです。

虫垂炎は、一般に「盲腸」と呼ばれることもある病気です。初めはみぞおちやおへその周りが痛み、その後、右下腹部に痛みが移ることが多いです。

虫垂炎の腹痛は、空腹時に特徴的に起こるものではありません。発熱、吐き気、右下腹部の強い痛みなどが重要な症状です。

選択肢2. 胆石症

これは誤りです。

胆石症は、胆のうや胆管に石ができる病気です。脂っこい食事をしたあとに、右上腹部やみぞおちの痛みが出ることがあります。

胆石症の痛みは、空腹時よりも【食後】、特に脂肪の多い食事のあとに起こりやすいです。そのため、空腹時の腹痛を特徴とする疾患としては適切ではありません。

選択肢3. 急性膵炎

これは誤りです。

急性膵炎は、膵臓に急な炎症が起こる病気です。強い上腹部痛がみられ、背中に痛みが広がることもあります。

原因としては、胆石や飲酒などがよく知られています。急性膵炎の痛みは強く、持続することが多く、空腹時に限って起こるものではありません。

選択肢4. 十二指腸潰瘍

これは正しい記述です。

十二指腸潰瘍では、胃酸の影響で十二指腸の粘膜が傷つきます。空腹時には胃の中に食べ物が少ないため、胃酸の影響を受けやすくなり、痛みが出やすくなります。

そのため、十二指腸潰瘍では【空腹時痛】や【夜間痛】が特徴です。食事をすると痛みが軽くなることがある点も、胃潰瘍との違いとして押さえておくとよいです。

まとめ

覚えておくポイントは、【空腹時の腹痛は十二指腸潰瘍に特徴的】ということです。

虫垂炎は右下腹部痛、胆石症は脂っこい食事のあとに起こりやすい右上腹部痛、急性膵炎は背中に広がる強い上腹部痛と整理すると、疾患ごとの特徴を見分けやすくなります。十二指腸潰瘍は、空腹時や夜間に痛みが出やすく、食事で一時的に軽くなることがあると覚えておきましょう。

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