あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問34 (基礎医学 問20)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問34(基礎医学 問20) (訂正依頼・報告はこちら)

化膿性炎はどれか。
  • 結核
  • 劇症肝炎
  • 急性虫垂炎
  • 大葉性肺炎

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この過去問の解説 (1件)

01

「急性虫垂炎」が正しい選択肢です。

化膿性炎とは、炎症が起こった場所に【膿】がたまるタイプの炎症です。膿は、細菌と戦った白血球の死がいや、壊れた組織などが集まったものです。急性虫垂炎では、虫垂に細菌感染が起こり、膿を伴う炎症がみられることがあります。

選択肢1. 結核

これは誤りです。

結核は、結核菌によって起こる病気です。結核でよくみられる炎症は【肉芽腫性炎】です。

肉芽腫性炎とは、体が病原体などを囲い込もうとして、細胞が集まってかたまりを作る炎症です。結核では、中心部がチーズのように崩れる【乾酪壊死】が特徴です。

そのため、化膿性炎の代表ではありません。

選択肢2. 劇症肝炎

これは誤りです。

劇症肝炎は、肝臓の細胞が急激に広い範囲で壊される重い病気です。主にウイルス感染や薬物などが原因になります。

劇症肝炎では、肝細胞の強い障害や壊死が中心です。膿がたまる化膿性炎とは性質が異なります。

選択肢3. 急性虫垂炎

これは正しい記述です。

急性虫垂炎は、虫垂に急に炎症が起こる病気です。一般には「盲腸」と呼ばれることもあります。

急性虫垂炎では、細菌感染により好中球という白血球が集まり、膿を伴う炎症が起こります。このように、膿をつくる炎症は【化膿性炎】に分類されます。

化膿性炎の代表例として、急性虫垂炎、膿瘍、蜂窩織炎などがあります。

選択肢4. 大葉性肺炎

これは誤りです。

大葉性肺炎は、肺の一つの大きな区域に広がる肺炎です。肺胞の中に炎症による液体や細胞がたまります。

大葉性肺炎は、炎症の分類では【線維素性炎】として扱われることがあります。線維素という成分が多く出る炎症が特徴です。

膿が中心となる化膿性炎の代表ではありません。

まとめ

覚えておくポイントは、【化膿性炎は膿をつくる炎症】ということです。

膿には、細菌と戦った白血球や壊れた組織が含まれます。急性虫垂炎では細菌感染により好中球が集まり、膿を伴う炎症が起こるため、化膿性炎にあたります。

結核は肉芽腫性炎、劇症肝炎は肝細胞の強い壊死、大葉性肺炎は線維素性炎と整理すると、選択肢を判断しやすくなります。

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