あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問30 (基礎医学 問16)
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問30(基礎医学 問16) (訂正依頼・報告はこちら)
- 白血球の約70%を占める。
- ヒスタミンを放出する。
- T細胞に抗原を提示する。
- 細菌を貪食する。
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この過去問の解説 (3件)
01
肥満細胞は、Ⅰ型アレルギー反応や炎症の引き金となる局所組織に常在する細胞です。花粉などの刺激を受けると、細胞表面のIg E抗体に抗原が結合し、ヒスタミンなどの化学伝達物質を放出します。これが蕁麻疹や喘息、重篤なアナフィラキシーショックを引き起こす原因になります。
誤りの解答です。
白血球の70%を占めるのは好中球です。好中球は体内に侵入した細菌と戦う役割があります。
正しい解答です。
花粉などの刺激を受けると細胞内からアレルギー症状の原因となるヒスタミンを放出します。
誤りの解答です。
T細胞に抗原提示するのは主に樹状細胞やマクロファージです。
誤りの解答です。
細菌を体内に取り込んで貪食する細胞は主にマクロファージや好中球です。
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02
答えは「ヒスタミンを放出する」です。
肥満細胞は好塩基球の前駆細胞が組織内で分化したものです。
好中球、好酸球、好塩基球を合わせた顆粒球が、白血球の70%を占めます。
これが答えです。
好塩基球と同じ性質をもつ肥満細胞は、抗体などからの刺激で炎症を引き起こすヒスタミンを放出します。
T細胞に抗原を提示するのは樹状細胞です。
細菌を貪食するのはマクロファージです。
好酸球と好塩基球は寄生虫感染症、アレルギー性疾患などの疾患で増加します。
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03
「ヒスタミンを放出する。」が正しい選択肢です。
肥満細胞は、主に皮膚や粘膜などの組織にいる細胞です。体にアレルギー反応などが起こると、細胞の中にある物質を外へ出します。その代表が【ヒスタミン】です。ヒスタミンは、血管を広げたり、血管から水分を出やすくしたりして、かゆみ・赤み・腫れなどに関係します。
これは誤りです。
白血球の中で多くを占めるのは、主に【好中球】です。好中球は白血球の約半分以上を占めることが多く、細菌を処理する働きがあります。
肥満細胞は、血液中を多く流れている白血球というより、皮膚や粘膜などの組織に多く存在する細胞です。そのため、「白血球の約70%を占める」という説明は肥満細胞には当てはまりません。
これは正しい記述です。
肥満細胞は、細胞の中に【ヒスタミン】などの物質をためています。アレルギー反応などが起こると、これらを放出します。
ヒスタミンが放出されると、血管が広がったり、血管から水分が外へ出やすくなったりします。その結果、皮膚が赤くなる、腫れる、かゆくなるといった反応が起こります。
これは誤りです。
T細胞に抗原を提示する主な細胞は、【樹状細胞】、【マクロファージ】、【B細胞】などです。
抗原提示とは、体に入ってきた異物の目印をT細胞に見せて、免疫反応を始めるための働きです。肥満細胞は、基本的にはヒスタミンなどを放出して、アレルギー反応や炎症に関わる細胞として押さえるとよいです。
これは誤りです。
細菌を食べて処理する働きを【貪食】といいます。貪食をよく行う代表的な細胞は、【好中球】や【マクロファージ】です。
肥満細胞は、細菌を食べて処理することが主な役割ではありません。肥満細胞は、ヒスタミンなどを放出して、アレルギー反応や炎症に関わる細胞です。
覚えておくポイントは、肥満細胞は【ヒスタミンを放出する細胞】ということです。
白血球の多くを占めるのは好中球、抗原提示を行う代表は樹状細胞・マクロファージ・B細胞、細菌を貪食する代表は好中球・マクロファージです。
肥満細胞は、アレルギー反応と結びつけて覚えると整理しやすいです。
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