あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問26 (基礎医学 問12)
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問26(基礎医学 問12) (訂正依頼・報告はこちら)
- 活動電位は隣接する他の神経線維に伝導する。
- 活動電位の大きさは伝導の途中で減衰する。
- 伝導速度は神経線維が太いほど遅い。
- 有髄線維では跳躍伝導が起こる。
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この過去問の解説 (3件)
01
「有髄線維では跳躍伝導が起こる。」が正しい選択肢です。
神経線維では、活動電位という電気的な変化が神経の中を伝わります。有髄線維では、髄鞘というカバーがあるため、活動電位は神経線維全体を少しずつ進むのではなく、ランビエ絞輪というすき間を飛び飛びに伝わります。これを【跳躍伝導】といいます。
これは誤りです。
活動電位は、基本的に【同じ神経線維の中】を伝わります。となりにある別の神経線維へそのまま移って伝わるわけではありません。
神経線維どうしの情報のやり取りは、シナプスというつなぎ目などを通して行われます。そのため、活動電位がとなりの神経線維へ直接伝導する、という説明は正しくありません。
これは誤りです。
活動電位は、伝わる途中で小さくなりません。神経線維の各場所で新しく活動電位が発生しながら進むため、【大きさを保ったまま伝導】します。
小さくなりながら伝わるのは、活動電位ではなく、局所的な電位変化などの場合です。活動電位は「全か無かの法則」によって、一定以上の刺激があれば一定の大きさで発生します。
これは誤りです。
神経線維は、一般に【太いほど伝導速度が速く】なります。太い神経線維ほど電気的な信号が伝わりやすいためです。
そのため、「太いほど遅い」という説明は反対です。
これは正しい記述です。
有髄線維には、髄鞘というカバーがあります。この髄鞘がある部分では電気的な変化が起こりにくく、活動電位は髄鞘の切れ目である【ランビエ絞輪】から次のランビエ絞輪へ飛び飛びに伝わります。
この伝わり方を【跳躍伝導】といいます。跳躍伝導では、活動電位が効率よく進むため、無髄線維よりも速く伝導できます。
覚えておくポイントは、活動電位は【同じ神経線維の中を、大きさを保ったまま伝わる】ということです。
また、神経線維の伝導速度は、一般に【太いほど速く、有髄線維ではさらに速い】と考えると整理しやすいです。有髄線維では、ランビエ絞輪を飛び飛びに伝わる【跳躍伝導】が起こることを押さえておきましょう。
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02
答えは「有髄線維では跳躍伝導が起こる。」です。
興奮の伝導とは、ニューロンの膜の一部に活動電位が発生し、その活動電位が軸索を電気信号として伝わることをいいます。
活動電位は隣接する他の神経繊維には伝わらず、同じ神経繊維内のみを伝導します。
神経の直径等が一様な場合に、一定の大きさの興奮で伝わります。これを不減衰伝導といいます。
伝導速度は繊維の直径が大きいほど速いです。
これが答えです。
有髄線維は、電流の流れにくいミエリンをもっているため伝導速度が速くなります。
神経繊維を活動電位が伝導するとき、絶縁性伝導・不減衰伝導・両方構成伝導という3つの原則があります。
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03
神経に刺激が加わると電気的な変化が起こり、それが繊維を伝わって脳や筋肉へと運ばれます。この電気信号が伝わる現象を興奮伝導と呼びます。この問題では、電気が伝わる際に隣の神経に漏れてしまわないか、移動中に電気信号が弱まるのか、繊維の太さや構造によって伝えるスピードがどう変わるかといった、電動の3原則と神経の性質が問われています。
誤りの解答です。
神経の興奮は隣接する別の神経には混ざらず、自分の繊維の中だけを伝わります。これを絶縁性伝導といいます。
誤りの解答です。
一度発生した電気信号はどんなに長い距離を移動しても途中で小さくなったり弱まることはありません。これを不減衰伝導といいます。
誤りの解答です。
電気の通り道が広くなるイメージと同じで、神経繊維は太ければ太いほどスムーズに電気が流れるため、伝わるスピードは速いです。
正しい解答です。
髄鞘という絶縁体のカバーで覆われた有髄繊維では、カバーの隙間を電気がジャンプするように素早く進む跳躍伝導が起こり、非常に高速です。
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