あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問47 (午前 問47)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問47(午前 問47) (訂正依頼・報告はこちら)

手足口病の原因はどれか。
  • コクサッキーウイルス
  • 単純ヘルペスウイルス
  • アデノウイルス
  • ノロウイルス

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この過去問の解説 (3件)

01

手足口病は、

手足などに痛みを伴う水疱ができる

感染症のひとつです。

 

選択肢1. コクサッキーウイルス

手足口病の原因となるウイルスは、

コクサッキーA群ウイルス、

エンテロウイルスであると

いわれていますので、

これが正答であると考えられます。

選択肢2. 単純ヘルペスウイルス

単純ヘルペスウイルスは、

口唇ヘルペスなどの原因となるウイルスです。

選択肢3. アデノウイルス

アデノウイルスは、

咽頭結膜熱(プール熱)の原因となる

ウイルスです。

選択肢4. ノロウイルス

ノロウイルスは、

感染性胃腸炎の原因となるウイルスです。

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02

正解は「コクサッキーウイルス」です。

手足口病は、コクサッキーウイルスA群(10型・16型)、エンテロウイルス71型などが原因です。


 

選択肢1. コクサッキーウイルス

コクサッキーウイルスはエンテロウイルス属性です。

A型は手足口病やヘルパンギーナの原因となります。


 

選択肢2. 単純ヘルペスウイルス

1型、2型の種類があり、顔面や性器の皮膚に水疱などの症状が出現します。主な疾患として、口唇ヘルペスや性器ヘルペスなどがあげられます。


 

選択肢3. アデノウイルス

アデノウイルスは、上気道炎や咽頭炎などの症状を引き起こします。

主な疾患として、プール熱(咽頭結膜熱)、流行性角結膜炎などがあげられます。


 

選択肢4. ノロウイルス

食中毒の原因物質であり、感染すると強い下痢を引き起こします。

主にカキなどの二枚貝に含まれており、感染すると嘔吐や下痢症状を引き起こします。


 

まとめ

手足口病とヘルパンギーナは、コクサッキーウイルスA群が原因となります。

手足口病は、夏季に乳幼児に流行し、口腔内、手掌、足底に水疱疹が生じる感染症です。


 

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03

コクサッキーウイルス が手足口病の主な原因です。

A型のコクサッキーウイルス(A16など)やエンテロウイルス71が、乳幼児を中心に夏場に流行し、手・足・口の粘膜に水疱ができます。

選択肢1. コクサッキーウイルス

エンテロウイルス属に属し、手足口病の代表的な病原体です。

飛沫や接触でうつり、発熱と小さな水疱が特徴です。

選択肢2. 単純ヘルペスウイルス

口唇ヘルペスや性器ヘルペスの原因であり、手足口病とは別の病気を起こします。

選択肢3. アデノウイルス

プール熱(咽頭結膜熱)や流行性角結膜炎などを引き起こしますが、手足口病の原因にはなりません。

選択肢4. ノロウイルス

冬季に流行する急性胃腸炎のウイルスで、下痢や嘔吐が主体です。

手足口病とは関係しません。

まとめ

手足口病はエンテロウイルス系(コクサッキーA群・エンテロウイルス71)が原因です。

ヘルペス、アデノ、ノロはそれぞれ別の症状を起こすため、病因の区別を覚えておくと診断に役立ちます。

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