あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問82 (東洋医学 問2)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問82(東洋医学 問2) (訂正依頼・報告はこちら)
- 人と天地は相応している。
- 病気をみるのではなく、病人をみる。
- 身体的異常は精神活動にも影響する。
- ある症状が現れた場合、病に進展しないようにする。
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この過去問の解説 (2件)
01
答えは「ある症状が現れた場合、病に進展しないようにする。」です。
治未病とは、東洋医学における一元的健康観であり、健康か疾病かではなく、健康の程度によって疾病の状態に至るという見方になります。
人と自然は一体であるという考えは天人合一思想というものです。
西洋医学が、症状を局部の病変として捉える傾向があるのに対し、東洋医学では人体をひとつの有機体としてとらえています。
東洋医学では、情動と健康の関係性を重視しています。
治未病は、発病しても早期・適切に処置をすることが大切であるという考えなので、これが正解となります。
治未病は東洋医学の治療原則として重要な概念です。
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02
正しい選択肢は、【ある症状が現れた場合、病に進展しないようにする。】です。
【治未病】とは、病気になる前の段階で異常を見つけて対応したり、すでに現れている不調がさらに悪化・進展しないようにしたりする考え方です。
日本東洋医学会は、未病を治すとは、現在の体質や状態をもとに、次に起こる病態を予想し、それが起こらないように対応することだと説明しています。したがって、症状が現れたときに、それ以上病が進まないようにするという説明が該当します。
誤りです。
これは、【天人相応】または【天人合一】の考え方を表しています。
東洋医学では、人の体は自然界から切り離されたものではなく、季節や気候、生活環境などの影響を受けると考えます。
この選択肢は、人と自然との関係を示したものであり、病気の発生や進行を未然に防ぐ【治未病】の説明ではありません。
誤りです。
これは、症状や病名だけでなく、その人の体質や体全体の状態をみて治療を考えるという、東洋医学の特徴を示した表現です。
同じ症状があっても、人によって体質や原因、治療の方針が異なることがあります。そのため、病気だけでなく患者の全体像をみることが大切とされます。
しかし、この選択肢は、病が起こる前や進行する前に対応する【治未病】を直接表したものではありません。
誤りです。
これは、【心身一如】の考え方を表しています。
心身一如とは、心と体は別々のものではなく、互いに影響し合うという考え方です。たとえば、体の不調によって気分が落ち込んだり、精神的な負担によって体調が悪くなったりすることがあります。
この選択肢は心と体の関係を示したものであり、【治未病】の説明ではありません。
これは適切な記述です。
治未病では、まだ重い病気になっていない段階で体の変化に気づき、病気へ進んだり、症状が悪化したりしないように対応します。
東洋医学では、すでに現れている不調から、次に起こり得る病態を予想して、先回りして防ぐことを重視します。そのため、【症状が現れた段階で、病に進展しないようにする】という説明は、治未病の考え方に当たります。
【治未病】は、病気になる前の予防だけではなく、【異常の兆しを見つけて早めに対応し、病気への進展や悪化を防ぐ考え方】です。
ほかの選択肢は、次のように整理すると覚えやすくなります。
【人と天地は相応している】は、天人相応の考え方です。
【病気をみるのではなく、病人をみる】は、患者の体質や全身の状態を重視する考え方です。
【身体的異常は精神活動にも影響する】は、心身一如の考え方です。
この問題では、【症状が現れたら、病が進まないように早めに対応することが治未病】と覚えておきましょう。
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