あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問80 (リハビリテーション医学 問18)
問題文
「52歳の男性。最近、口渇と多飲多尿を自覚するようになった。甘い物が好きでつい食べ過ぎてしまう。」
食生活の指導として最も適切なのはどれか。
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問80(リハビリテーション医学 問18) (訂正依頼・報告はこちら)
「52歳の男性。最近、口渇と多飲多尿を自覚するようになった。甘い物が好きでつい食べ過ぎてしまう。」
食生活の指導として最も適切なのはどれか。
- 塩分を制限する。
- 朝食を抜く。
- 間食を減らす。
- タンパク質を制限する。
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この過去問の解説 (3件)
01
この症例は糖尿病が疑われます。糖尿病の食事療法は適切なエネルギー量を守り、栄養バランスを整えて血糖値の急激な上昇や乱高下を防ぐことです。「甘い物が好きでつい食べ過ぎてしまう」という発言から、まずは血糖値を直接押し上げている原因の間食の習慣を見直す指導が適切です。
誤りの解答です。
塩分制限は主に高血圧や糖尿病腎症の合併がある場合に必要です。薄味は大切ですが、甘い物の食べ過ぎという主訴に対する食事指導としては優先度が下がります。
誤りの解答です。
朝食を抜くと次の食事の後血糖値を急激に上昇させる血糖スパイクが起こるため不適切です。1日3食規則正しく、均等な時間をあけて食べ、血糖値を安定させる必要があります。
正しい解答です。
甘い物の間食は血糖値を急激に上昇させ、膵臓に大きな負担をかけることがあります。患者の嗜好や行動パターンに寄り添い、間食の量や頻度を減らす具体的なアプローチを行うことが適切です。
誤りの解答です。
エネルギー源や筋肉のもととなるタンパク質は、指示量の範囲内でバランスよく摂取します。タンパク質の制限は、糖尿病が進行して糖尿病腎症を発症、悪化した場合の指導です。
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02
答えは「間食を減らす。」です。糖尿病の治療では、血糖値を適切に保つことが目標になります。
高血圧や心不全などがある場合に塩分の制限が必要となります。
朝食を抜くことは血糖値の改善に良いとは言えません。規則正しく栄養バランスの整った食事を摂ることが勧められます。
これが正解です。摂取エネルギーを制限し、肥満を制限します。
腎臓の疾患などでタンパク質の制限が必要となります。
糖尿病の治療には、食事療法の他、運動療法、経口抗糖尿病薬、インスリン療法などがあります。合併症には注意が必要です。
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03
正しい選択肢は、【間食を減らす。】です。
この症例では、口渇や多飲多尿がみられ、甘い物を食べ過ぎていることから、【高血糖を伴う糖尿病が疑われます】。糖尿病の食事指導では、食事の量や内容を整え、血糖値を良好に保つことが大切です。
甘い菓子や飲み物などの間食を多くとると、摂取エネルギーが増え、血糖値の管理も難しくなります。そのため、この症例では【間食を減らすこと】が最も適切な指導です。
この症例で最も適切な指導ではありません。
糖尿病の食事では、血圧の管理や合併症の予防のために、塩分をとり過ぎないことも大切です。
しかし、この症例では、甘い物を食べ過ぎていることが示されています。そのため、まず重視すべきなのは、【甘い菓子などの間食を減らし、余分な糖質やエネルギーの摂取を抑えること】です。
誤りです。
朝食を抜くと、食事のリズムが乱れ、次の食事で食べ過ぎやすくなることがあります。糖尿病の食事では、【1日3食を規則正しくとること】が基本です。
食べ過ぎを防ぐために食事そのものを抜くのではなく、間食を減らし、食事の量や内容を整えることが大切です。
これは適切な記述です。
甘い菓子や飲み物などを間食として多くとると、糖質やエネルギーの摂取量が増え、血糖値の管理が難しくなります。
この症例では、本人が甘い物を食べ過ぎてしまうと自覚しています。そのため、【間食の回数や量を減らすこと】は、食生活を改善するうえで重要です。
なお、間食を完全に禁止するという意味ではなく、必要に応じて医師や管理栄養士と相談しながら、量や食べ方を調整することが大切です。
この症例で最も適切な指導ではありません。
タンパク質の制限は、糖尿病によって腎臓の働きが低下している場合などに、病状に応じて検討されることがあります。
しかし、この症例では腎障害についての情報は示されていません。したがって、甘い物の食べ過ぎがみられる患者への食生活の指導として、まずタンパク質を制限するのは適切ではありません。
口渇や多飲多尿は、血糖値が高い状態でみられることがある症状です。
糖尿病の食事指導では、【規則正しくバランスのよい食事をとり、余分な間食を控えること】が大切です。
塩分のとり過ぎを避けることも重要ですが、この症例のように甘い物を食べ過ぎている場合は、【まず間食を減らすことが適切な指導】であると覚えておきましょう。
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