あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問72 (リハビリテーション医学 問10)
問題文
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問72(リハビリテーション医学 問10) (訂正依頼・報告はこちら)
- ステージⅠ
- ステージⅡ
- ステージⅢ
- ステージⅣ
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この過去問の解説 (2件)
01
答えは「ステージⅡ」です。
パーキンソン病は、黒質の変性によるドパミンの減少が原因となり、筋強剛、振戦、寡動、姿勢保持障害などが出る疾患です。
ステージⅠは、片側性の症状で、機能障害はわずかであり、日常生活に介助をほとんど必要としない障害度です。
ステージⅡは、両側性あるいは体幹の症状で、姿勢の障害はありません。なので、これが正解です。生活機能障害度はステージⅠと同じくⅠ度です。
ステージⅢは、姿勢反射障害がみられ、日常生活に介助が必要となる場合があります。
ステージⅣは、介助なしだとベッド上または車いすでの生活になり、生活機能障害度は歩行や起立ができないⅢ度になります。
パーキンソン病の進行度合いは日常生活障害で表現されることが多いです。ヤールの重症度分類はしっかりおさえておきましょう。
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02
正しい選択肢は、【ステージⅡ】です。
ホーン・ヤールの重症度分類は、パーキンソン病の運動症状がどの程度進んでいるかを表す分類です。
【ステージⅡでは、症状が体の両側にみられますが、姿勢反射障害はまだみられません】。姿勢反射障害とは、体のバランスを立て直す力が低下し、転びやすくなる状態です。
誤りです。
ステージⅠは、ふるえや筋肉のこわばり、動作の遅さなどの症状が、【体の片側だけにみられる状態】です。
問題文では「両側性障害を示す」とあるため、片側だけに症状がみられるステージⅠには当たりません。
これは適切な記述です。
ステージⅡでは、ふるえや筋肉のこわばり、動作の遅さなどの症状が【体の両側にみられる】ようになります。
ただし、この段階では、押されたときなどに体勢を立て直しにくくなる【姿勢反射障害はまだみられません】。したがって、「両側性障害を示すが、姿勢反射障害を呈さない状態」に当たります。
誤りです。
ステージⅢでは、両側に症状がみられることに加えて、【姿勢反射障害が現れます】。
そのため、方向転換をするときに転びやすくなる、押されたときに姿勢を立て直しにくくなるなどの状態がみられます。ただし、日常生活では介助を必要としない段階です。
問題文では「姿勢反射障害を呈さない状態」とあるため、ステージⅢには当たりません。
ステージⅣは、パーキンソン病による障害が高度になった状態です。立ったり歩いたりすることはどうにか可能ですが、日常生活では介助が必要になることがあります。
この段階は、両側に症状があるものの姿勢反射障害がまだないという軽い段階ではありません。
ホーン・ヤールの重症度分類では、次の流れを覚えておくことが大切です。
【ステージⅠ】は、片側だけに症状がみられる状態です。
【ステージⅡ】は、両側に症状がみられますが、姿勢反射障害はありません。
【ステージⅢ】は、姿勢反射障害が現れますが、日常生活に介助は必要ありません。
【ステージⅣ】は、症状が高度になり、歩行はどうにか可能な状態です。
この問題では、【両側性障害はステージⅡ、姿勢反射障害が加わるとステージⅢ】と整理して覚えておきましょう。
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