あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問38 (臨床医学 問2)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問38(臨床医学 問2) (訂正依頼・報告はこちら)

難聴について最も適切なのはどれか。
  • 伝音難聴では骨導聴力は正常である。
  • ツチ骨が障害されると感音難聴になる。
  • ムンプス難聴は伝音難聴である。
  • 騒音は伝音難聴を惹起する。

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この過去問の解説 (3件)

01

答えは「伝音難聴では骨導聴力は正常である。」です。

難聴を訴える主な疾患には、老人性難聴や騒音性難聴、遺伝性難聴、聴神経腫瘍、突発性難聴、メニエール病、音響外傷、中耳炎などがあります。


 

選択肢1. 伝音難聴では骨導聴力は正常である。

これが答えです。

伝音難聴は、骨導聴力は正常で中耳や外耳に障害があるものです。


 

選択肢2. ツチ骨が障害されると感音難聴になる。

ツチ骨など耳小骨が障害されると伝音性難聴となります。

選択肢3. ムンプス難聴は伝音難聴である。

ムンプス難聴はおたふくかぜの合併症で、感音性難聴です。


 

選択肢4. 騒音は伝音難聴を惹起する。

騒音性の難聴は感音性難聴です。

まとめ

伝音性難聴の主な疾患は急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎、真珠種性中耳炎です。

感音性難聴の主な疾患は老人性難聴、騒音性難聴、遺伝性難聴、聴神経腫瘍、突発性難聴、メニエール病、音響外傷です。


 

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02

難聴は伝音難聴と感音難聴に分かれます。外耳や中耳の音を集めて伝える場所の障害が伝音難聴です。この場合、耳の穴を通らない音の聴力は正常に保たれます。一方、内耳や神経の音を感じる場所の障害が感音難聴で、骨導の聴力も低下します。

選択肢1. 伝音難聴では骨導聴力は正常である。

正しい解答です。

伝音難聴は中耳までの障害です。骨を揺らして内耳へ直接音を届ける骨導のルートは生きています。検査をすると気導聴力は落ちていても、骨導聴力は正常です。

選択肢2. ツチ骨が障害されると感音難聴になる。

誤りの解答です。

ツチ骨は中耳にある耳小骨の一つで、音の振動を伝える役割をしています。音を伝えるパーツの障害なので、ツチ骨が壊れて起こるのは伝音難聴です。

選択肢3. ムンプス難聴は伝音難聴である。

誤りの解答です。

ムンプスウイルスが、内耳の蝸牛を破壊することで起こる難聴です。音を感じるセンサーがダメージを受けてしまうため、感音難聴です

選択肢4. 騒音は伝音難聴を惹起する。

誤りの解答です。

工事の音やヘッドホンでの大音量は、内耳にある音を感じる毛細胞を傷つけます。そのため、騒音によって引き起こされるのは、感音難聴(騒音性難聴)です。

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03

「伝音難聴では骨導聴力は正常である。」が最も適切です。

難聴は、大きく分けると【伝音難聴】と【感音難聴】があります。伝音難聴は、外耳や中耳の異常によって、音が内耳まで伝わりにくくなる難聴です。一方、感音難聴は、内耳や聴神経など、音を感じ取る部分の異常で起こります。

選択肢1. 伝音難聴では骨導聴力は正常である。

これは適切な記述です。

伝音難聴は、音が外耳や中耳を通って内耳へ伝わる道に問題がある状態です。たとえば、鼓膜や耳小骨に異常がある場合などです。

骨導聴力は、頭の骨を通して直接内耳に音を伝える力を調べます。伝音難聴では、内耳そのものは正常なことが多いため、【骨導聴力は正常】に保たれます。

つまり、伝音難聴では【気導聴力は低下し、骨導聴力は正常】という形になりやすいです。

選択肢2. ツチ骨が障害されると感音難聴になる。

これは誤りです。

ツチ骨は、中耳にある耳小骨の一つです。耳小骨は、鼓膜に伝わった音の振動を内耳へ伝える役割があります。

ツチ骨が障害されると、音の振動が内耳へ伝わりにくくなります。そのため起こるのは【伝音難聴】です。

感音難聴は、内耳や聴神経など、音を感じ取る部分に問題がある場合に起こります。

選択肢3. ムンプス難聴は伝音難聴である。

これは誤りです。

ムンプス難聴は、流行性耳下腺炎、いわゆるおたふくかぜに関連して起こる難聴です。

ムンプス難聴では、内耳が障害されることが多いため、【感音難聴】に分類されます。伝音難聴のように、外耳や中耳で音が伝わりにくくなる状態とは異なります。

選択肢4. 騒音は伝音難聴を惹起する。

これは誤りです。

強い騒音に長くさらされると、内耳の音を感じ取る細胞が傷つくことがあります。そのため、騒音によって起こる難聴は主に【感音難聴】です。

伝音難聴は、外耳や中耳で音が伝わりにくくなることで起こります。騒音による障害は、音を感じ取る内耳に起こりやすい点が大切です。

まとめ

覚えておくポイントは、【伝音難聴は音を伝える部分の異常】、【感音難聴は音を感じ取る部分の異常】ということです。

伝音難聴では、外耳や中耳に問題があるため気導聴力は低下しますが、内耳は正常なことが多く、骨導聴力は保たれます。

ツチ骨などの耳小骨の障害は伝音難聴、ムンプス難聴や騒音性難聴は感音難聴と整理しておくと判断しやすいです。

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