あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問36 (基礎医学 問22)
問題文
腺癌が最も発生しやすい臓器はどれか。
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あん摩マッサージ指圧師
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この過去問の解説 (3件)
01
「肺」が正しい選択肢です。
腺癌は、粘液などを出す【腺】の性質をもつ細胞から発生するがんです。肺がんにはいくつかの種類がありますが、その中でも【腺癌】はよくみられるタイプです。一方、喉頭や食道では扁平上皮癌、膀胱では尿路上皮癌が多くみられます。
これは正しい記述です。
肺がんには、腺癌、扁平上皮癌、小細胞癌、大細胞癌などがあります。この中で、肺の腺癌は比較的よくみられるがんです。
肺の腺癌は、肺の末梢部分、つまり肺の奥のほうに発生しやすい特徴があります。喫煙との関係もありますが、喫煙しない人にもみられることがあります。
そのため、選択肢の中では【腺癌が最も発生しやすい臓器】として肺が適切です。
これは誤りです。
喉頭は、のどの奥にあり、声を出す働きに関係する部分です。喉頭にできるがんでは、主に【扁平上皮癌】が多くみられます。
扁平上皮癌は、体の表面や粘膜をおおう細胞から発生するがんです。喉頭は喫煙や飲酒などの影響を受けやすく、腺癌よりも扁平上皮癌が代表的です。
これは誤りです。
食道は、口から入った食べ物を胃へ送る管です。食道がんでは、主に【扁平上皮癌】が多くみられます。
食道にも腺癌が発生することはありますが、一般的には扁平上皮癌が代表です。特に日本では、食道がんといえば扁平上皮癌を押さえておくことが大切です。
これは誤りです。
膀胱は、尿をためる臓器です。膀胱がんで最も多いのは、主に【尿路上皮癌】です。
尿路上皮癌は、尿が通る部分の内側をおおっている尿路上皮から発生するがんです。膀胱では腺癌がまったくないわけではありませんが、代表的ながんではありません。
覚えておくポイントは、【肺では腺癌がよくみられる】ということです。
喉頭と食道は【扁平上皮癌】、膀胱は【尿路上皮癌】が多いと整理すると、がんの種類と発生しやすい臓器を区別しやすくなります。腺癌という言葉が出たときは、「腺の性質をもつ細胞から発生するがん」と考えると理解しやすいです。
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02
答えは「肺」です。
癌は組織学的な特徴から扁平上皮癌、腺癌、未分化癌に分類されます。
扁平上皮癌は癌細胞が層をなして重なり合い角化をしめします。
腺癌は、腺腔を形成する線組織より発生する癌です。
未分化癌は、扁平上皮や腺上皮などへの分化傾向をもたないものです。増殖が盛んで転移も多いです。
肺は腺癌が多い臓器なので、これが答えです。
喉頭は扁平上皮癌が発生しやすいです。
食道は扁平上皮癌が発生しやすいです。
膀胱は上皮内癌が多いです。
腺癌が出来やすいのは腺組織や線をもつ粘膜で、胃や大腸、膵臓、胆嚢といった消化器や気管支の抹消、腎臓、子宮体部、乳腺、卵巣、内分泌腺などです。
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03
腺癌は粘液を分泌する腺組織から発生するがんです。胃や大腸、乳房など分泌液を出す臓器に多くみられます。選択肢の中で、日本の肺がんの約60%を腺癌が占めています。その臓器が粘液を出す組織(腺上皮)か体を守る頑丈な組織(扁平上皮)かをイメージするとよいでしょう。
正しい解答です。
肺がんはいくつかの種類に分かれますが、最も多いのが腺癌です。非喫煙者や女性にも多く、肺の奥深くに発生しやすいのが特徴です。
誤りの解答です。
喉頭はタバコやアルコールなどの強い刺激を受ける場所です。そのため、摩擦や刺激に強い組織から発生する扁平上皮癌が95%以上を占めます。
誤りの解答です。
食道は食べ物が通る際の摩擦に耐えられるよう、頑丈な細胞で覆われています。そのため、日本の食道がんの約90%が扁平上皮癌です。
誤りの解答です。
膀胱の内側は、尿が溜まった時、伸縮する特殊な移行上皮という組織で覆われています。膀胱がんは約90%以上が移行上皮癌です。
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