あん摩マッサージ指圧師 過去問
第34回(2026年)
問23 (基礎医学 問9)
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問題
あん摩マッサージ指圧師試験 第34回(2026年) 問23(基礎医学 問9) (訂正依頼・報告はこちら)
- 腋窩温は直腸温より高い。
- 体温調節中枢は大脳基底核に存在する。
- 食後は体温が上昇する。
- カテコールアミンは体温を低下させる。
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この過去問の解説 (3件)
01
答えは【食後は体温が上昇する。】です。
体温はいつも完全に同じではなく、体の状態によって少し変化します。食事をすると、食べ物を消化・吸収したり、栄養を体の中で使ったりするためにエネルギーが使われます。その結果、熱が作られ、体温は少し上がります。
この記述は誤りです。
腋窩温は、わきの下で測る体温です。体の表面に近い場所で測るため、体の深い部分の温度より低くなりやすいです。
直腸温は、体の内部に近い温度を反映するため、腋窩温より高くなります。
そのため、【腋窩温は直腸温より低い】と覚えておくとよいです。
この記述は誤りです。
体温を調節している中心は、【視床下部】にあります。
視床下部は、体温が高すぎたり低すぎたりしないように調整する場所です。暑いときには汗を出したり、寒いときには体を震わせたりして、体温を保とうとします。
大脳基底核は、主に体の動きの調整に関係する場所です。体温調節の中心ではありません。
この記述は正しいです。
食事をすると、体は食べ物を消化し、吸収し、栄養として使います。このときにエネルギーが使われ、熱が作られます。
そのため、食後は体温が少し上がります。
このように、食事によって体内で熱が作られることを、食事誘発性熱産生といいます。
この記述は誤りです。
カテコールアミンには、アドレナリンやノルアドレナリンなどがあります。これらは、体を活動しやすい状態にする働きがあります。
カテコールアミンが増えると、代謝が高まり、体の中で熱が作られやすくなります。そのため、体温を低下させるのではなく、【体温を上昇させる方向】に働きます。
覚えておくポイントは、【食後は体温が上がる】ということです。
体温に関する基本として、腋窩温は直腸温より低く、体温調節中枢は視床下部にあります。また、カテコールアミンは代謝を高め、熱を作りやすくします。
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02
答えは「食後は体温が上昇する」です。
ヒトの体温は神経系とホルモン系により、物理的または化学的に調節されています。
健康成人では、腋窩温が36.0〜36.7℃、口腔温が36.5〜37.0℃、直腸温は37.0〜37.5℃です。
体温調節をしているのは視床下部です。
これが答えです。食後は食事誘発性産熱反応が生じます。これは、食物摂取後数時間、消化管運動が高まって、吸収された物質の代謝が増加し熱が発生するものです。
カテコールアミンは内臓や骨格筋の代謝を亢進させ産熱が高まります。
産熱と放熱のバランスが崩れ生じる障害を総称して熱中症といいます。
手足の痙攣や筋肉痛が起こる熱痙攣、倦怠感や嘔吐などが起こる熱疲労、意識障害が生じる熱射病の順に重くなります。
体温調節中枢が障害されると、発汗や皮膚血管の拡張もみられなくなり、解熱剤も効かなくなります。
近年、夏には災害級といわれる高温の日が続き、熱中症の予防がより重要となります。
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03
体温の仕組みや特徴について日常生活にも関わる生理学の知識が問われます。人間の体は、周囲の環境が変わっても脳が体温調整を行うことで状態を保ち続けており、恒常性が保たれています。
誤りの解答です。
腋窩温は直腸温よりも低くなります。計る場所が体の表面か、体の中心部かという違いにあります。
誤りの解答です。
体温調整中枢は脳の視床下部という場所にあります。大脳基底核は体の動きをスムーズにコントロールする役割で、運動の開始や調整、姿勢の維持に深く関わっています。
正しい解答です。
ご飯を食べると、食べ物を消化、吸収するために体の中でエネルギーが消費され、熱が作られるため体温が上がります。
誤りの解答です。
体の代謝を活発にして熱を作り出す働きがあるため、体温を上昇させます。
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