あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回(2025年)
問151 (午後 問71)

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問題

あん摩マッサージ指圧師試験 第33回(2025年) 問151(午後 問71) (訂正依頼・報告はこちら)

結合織マッサージにのみ用いられる手技はどれか。
  • 擦過軽擦
  • 縦行揉捏
  • 牽引振せん
  • らせん状強擦

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この過去問の解説 (2件)

01

結合織マッサージとは

皮下の比較的浅い部分に対して行われるマッサージ技法です。

選択肢1. 擦過軽擦

擦過軽擦とは

軽くなでるように動かす手法です。

深部よりも浅部に用いるのでこれが正しいと言えます。

よって〇です。

選択肢2. 縦行揉捏

縦行揉捏とは縦に揉むような手法です。

揉捏法は結合織よりやや深部にある筋肉などを狙って行います。

よって✕です。

選択肢3. 牽引振せん

振せん法とは対象部位を軽く揺らす手技です。

牽引振せんはさらに牽引力を加えるため

四肢に利用されます。

筋肉の興奮作用や軽く感じるようなリラックスなど、神経系への効果を目的とされることが多いため

✕です。

選択肢4. らせん状強擦

強擦法とは

血流改善効果などを目的とし

強く深部までマッサージを行います。

よって✕です。

まとめ

体のどの部分を狙っているのか頭において施術するために

様々な技法の習得は大切です。

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02

答えは「擦過軽擦」です。

結合式マッサージとは、エリザベート・ディッケにより考案された手技療法です。


 

選択肢1. 擦過軽擦

中指と環指の指先を折り曲げて、皮膚に少し押し付けて皮膚のしわを作りながら、皮下結合組織をずらすように指先を滑走させる手技のことです。

結合織マッサージの基本手技となります。

選択肢2. 縦行揉捏

マッサージにおける揉捏法の一つです。両手で体軸に並行して筋肉を握り、縦方向にもみ進める手技のことを言います。

主に上肢に行います。

選択肢3. 牽引振せん

マッサージにおける振戦法の一つです。

施術者が両手で患者の上肢や下肢を牽引しながら振戦法を行う手技を言います。

選択肢4. らせん状強擦

マッサージにおける強擦法の一つです。

母指や中指で輪状にもみながら、もむ部位を少しづつ重ねながら移動し、指腹で軽擦法を行う手技を言います。

まとめ

結合織マッサージでは、擦過軽擦とカギ型軽擦が基本手技となります。


 

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