あん摩マッサージ指圧師 過去問
第33回（2025年）
問100 (午後 問20)

郄穴「孔最」は前腕橈側の中ほど、手関節横紋から約7寸上にあります。

距離が大きいため該当しません。

郄穴「陰郄」は手関節横紋上0.5寸と最至近です。

問題の条件に合致します。

郄穴「支正」は尺骨側の前腕中央付近（手関節横紋の約5寸上）。

少陰経より遠方です。

郄穴「会宗」は手関節横紋の約3寸上に位置し、こちらも少陰経より離れています。

太陰肺経にある郄穴は孔最であり、手関節掌側横紋の上方７寸にあります。

少陰心経にある郄穴は陰郄であり、手関節掌側横紋の上方０．５寸にあります。

太陽小腸経にある郄穴は養老であり、手関節背側横紋の上方１寸にあります。

少陽三焦経にある郄穴は会宗であり、手関節背側横紋の上方３寸にあります。

手の太陰経の郄穴は孔最と言い

手関節横紋の約7寸上(近位)、橈側に位置します。

慢性では喘息などの気管支の症状、急性では肘の痛みに利用されます。

正しい

手の少陰経の郄穴は陰郄と言い

手関節横紋上の尺側側に神門と言う経穴があり、その５分(0.5寸)上(近位)に存在します。

心臓の急性症状(狭心症など)に利用されます。

手の太陽経の郄穴は養老と言い

手関節横紋(背側)の１寸上(近位)、やや尺側に位置します。

上肢のだるさや痛みに選択される郄穴です。

手の少陽経の郄穴は会宗と言い

手関節横紋からやく９寸上(近位)、やや尺側にあります。

上肢の疼痛や耳痛の治療に利用される経穴です。