あん摩マッサージ指圧師になる基本的な流れは、次のとおりです。
まず、高等学校を卒業するなど、大学に入学できる資格を満たす必要があります。そのうえで、文部科学大臣が認定した学校または厚生労働大臣が認定した養成施設で、3年以上、必要な知識と技能を学びます。
課程を修めたあと、あん摩マッサージ指圧師国家試験を受験します。国家試験に合格したら免許申請を行い、あん摩マッサージ指圧師名簿に登録されることで、厚生労働大臣の免許を受けます。
国家試験に合格しただけでは、あん摩マッサージ指圧の業務を行うことはできません。名簿に登録され、免許を受ける前に業務を行うと、無免許として処罰の対象になることがあります。また、独学だけで国家試験の受験資格を得ることもできません。
なお、一定の基準に当てはまる著しい視覚障害がある方には、特別な受験資格が定められています。この場合は、高等学校に入学できる資格を持ち、認定された学校または養成施設で学ぶ必要があります。
この特例による修業年限は、次のとおりです。
・あん摩マッサージ指圧師の課程は、3年以上です。
・あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師をあわせて学ぶ課程は、5年以上です。
この5年以上という条件は、著しい視覚障害がある方に対する特例の受験資格に限られます。
一般の受験資格では、あん摩マッサージ指圧師については、大学に入学できる資格を持ち、認定された学校または養成施設で3年以上、必要な知識と技能を修得することが基本です。3資格をあわせて学ぶ場合は、各学校・養成施設の認定された課程を修め、それぞれの国家試験の受験資格を満たします。3資格を学ぶ人すべてに5年以上の修業が必要というわけではありません。