あん摩マッサージ指圧師 過去問
解説あり

試験最新情報

第35回(2027年) 試験日
2027年2月27日(土)

試験日まで、152日

あん摩マッサージ指圧師試験の過去問と解説を第34回(2026年)〜第24回(2016年)まで無料で公開しています。全問正解するまで過去問を解き続けることで、過去問題が脳に定着し、合格が近いものとなります。あん摩マッサージ指圧師試験の合格に向け、過去問ドットコムをぜひお役立てください!
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あん摩マッサージ指圧師とは

あん摩マッサージ指圧師とは

あん摩マッサージ指圧師は、厚生労働大臣の免許を受けて施術を行う国家資格者です。文部科学大臣が認定した学校または厚生労働大臣が認定した養成施設で必要な課程を修め、国家試験に合格したあと、免許の登録を受けて業務を行います。

主に手や指を使い、なでる、押す、揉む、叩くなどの方法で体に刺激を与えます。筋肉のこりや痛みをやわらげ、体力の回復、健康の維持や増進を目指します。

施術の場は、施術所だけではありません。利用者の自宅や宿泊先を訪問して施術することもあります。また、医療機関で医師などと連携して働いたり、高齢者施設で機能訓練に関わったりする場合もあります。企業やスポーツ施設などで、健康管理や体のケアに関わる人もいます。

仕事内容と役割

あん摩マッサージ指圧師の主な役割は、手技によって体の不調をやわらげることです。利用者の体の状態を見ながら、筋肉のこりをほぐしたり、血行を良くしたりして、つらさの軽減を目指します。施術だけでなく、生活習慣について助言したり、軽い運動を勧めたりすることもあります。

あん摩マッサージ指圧師になるためには

あん摩マッサージ指圧師になる基本的な流れは、次のとおりです。

まず、高等学校を卒業するなど、大学に入学できる資格を満たす必要があります。そのうえで、文部科学大臣が認定した学校または厚生労働大臣が認定した養成施設で、3年以上、必要な知識と技能を学びます。

課程を修めたあと、あん摩マッサージ指圧師国家試験を受験します。国家試験に合格したら免許申請を行い、あん摩マッサージ指圧師名簿に登録されることで、厚生労働大臣の免許を受けます。

国家試験に合格しただけでは、あん摩マッサージ指圧の業務を行うことはできません。名簿に登録され、免許を受ける前に業務を行うと、無免許として処罰の対象になることがあります。また、独学だけで国家試験の受験資格を得ることもできません。

なお、一定の基準に当てはまる著しい視覚障害がある方には、特別な受験資格が定められています。この場合は、高等学校に入学できる資格を持ち、認定された学校または養成施設で学ぶ必要があります。

この特例による修業年限は、次のとおりです。

・あん摩マッサージ指圧師の課程は、3年以上です。

・あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師をあわせて学ぶ課程は、5年以上です。

この5年以上という条件は、著しい視覚障害がある方に対する特例の受験資格に限られます。

一般の受験資格では、あん摩マッサージ指圧師については、大学に入学できる資格を持ち、認定された学校または養成施設で3年以上、必要な知識と技能を修得することが基本です。3資格をあわせて学ぶ場合は、各学校・養成施設の認定された課程を修め、それぞれの国家試験の受験資格を満たします。3資格を学ぶ人すべてに5年以上の修業が必要というわけではありません。

勉強方法

必要な勉強時間

あん摩マッサージ指圧師国家試験の対策として、何時間勉強すれば合格できるという一律の目安は、厚生労働省や公益財団法人東洋療法研修試験財団から示されていません。

この試験を受験するには、原則として認定された学校や養成施設で3年以上学ぶ必要があります。そのため、国家試験の勉強は、この3年以上の授業や実習で身につけた知識を土台として進めることになります。

近年の合格率だけを見ると80%台の年が多く、直近の令和7年度・第34回の合格率は85.0%でした。

ただし、これは受験者の多くが、文部科学大臣または厚生労働大臣が認定した学校・養成施設で、すでに3年以上学んだ人だからです。そのため、合格率の数字だけを見て、簡単な試験だと考えるのは適切ではありません。

まず大切なのは、学校や養成施設で、体のしくみ、病気の基本、東洋医学、あん摩マッサージ指圧の理論などを一つずつ理解し、国家試験に向けて準備を進めることです。独学だけで受験資格を得ることはできないため、日々の授業や実習を大切にしながら、早めに復習を始めることが合格につながります。

勉強時間は、苦手科目の数や理解度によって大きく変わります。授業で学んだ内容をその日のうちに復習し、国家試験が近づいたら過去問をくり返し解くなど、自分の理解度に合わせて学習時間を確保することが大切です。

効率的な学習方法

勉強では、最初に教科書の内容を理解し、そのうえで過去問や問題集をくり返し解くことが大切です。あん摩マッサージ指圧師国家試験は、解剖学、生理学、臨床医学、東洋医学、あん摩マッサージ指圧理論など、幅広い科目から出題されます。

大切なのは、広い範囲をただ暗記することではなく、基本を確実に積み重ねることです。たとえば、解剖学では筋肉や骨の名前だけでなく、どこにあり、どのような働きをするのかまで整理しておくと理解しやすくなります。生理学では、体の中で何が起きているのかを、図や流れで覚えると定着しやすくなります。

また、東洋医学や経絡経穴の分野は、言葉だけで覚えようとすると難しく感じやすい分野です。経穴の位置、意味、関連する体の状態をセットで整理すると、知識がつながりやすくなります。

国家試験出題基準2026年版の正式版が公表されており、2027年(令和9年)2月に実施される第35回国家試験から適用されます。

2026年版では、専門基礎分野について、あん摩マッサージ指圧師とはり師・きゅう師の出題基準が統一されました。また、東洋医学臨床論では内容の整理が行われ、重要性が増した項目の追加なども行われています。

特に注意したいのが経穴です。あん摩マッサージ指圧師の出題基準に掲載される経穴は、2020年版の157穴から180穴に変更されました。24穴が追加され、1穴が削除されています。さらに、奇穴4穴も追加され、出題基準には経穴と奇穴をあわせて184穴が掲載されています。

第35回以降を受験する人は、古い過去問だけで勉強すると、新しく追加された内容を十分に学べない可能性があります。過去問を活用しながら、2026年版の出題基準で追加・変更された内容も確認することが大切です。

関連資格

関連資格

関連資格としてよく挙げられるのは、はり師、きゅう師、柔道整復師、介護支援専門員などです。はり師ときゅう師は、あん摩マッサージ指圧師と同じ法律に基づく国家資格で、国家試験も同じ財団が実施しています。施術の幅を広げたい人が、あわせて取得を目指すこともあります。

柔道整復師は、体の機能回復に関わる別の国家資格です。あん摩マッサージ指圧師とは仕事の内容や法律上の位置づけが異なりますが、身体への手技という点で関連づけて学ばれることがあります。介護支援専門員は、介護分野で経験を積んだあとに目指されることがある資格で、受験には実務経験などの要件があります。

試験の概要

試験会場、都道府県

第35回あん摩マッサージ指圧師国家試験の試験地と試験会場は、次のとおりです。

<晴眼者>

試験地試験会場
宮城県学校法人北杜学園(中央校舎本館)
東京都大正大学
愛知県中京大学(名古屋キャンパス5号館)
大阪府近畿大学(東大阪キャンパス)
香川県高松センタービル
鹿児島県志學館大学

晴眼者の試験は、全国6会場で実施されます。

視覚障害者については、各都道府県に試験会場が設けられます。

試験会場が変更された場合は、公益財団法人東洋療法研修試験財団のホームページなどで案内されます。受験前には、受験票と財団の最新情報を確認しましょう。

試験日時

あん摩マッサージ指圧師国家試験は、毎年1回実施されます。

第35回国家試験は、次の日程で実施されます。

第35回:2027年(令和9年)2月27日(土)

第35回から、国家試験出題基準2026年版が適用されます。

厚生労働省の第35回国家試験の施行公告では試験日が正式に公表されています。試験当日の集合時間や詳しい試験時間については、公益財団法人東洋療法研修試験財団の受験案内や受験票で確認してください。

参考として、第34回は次の時間で実施されました。

 午前午後
晴眼者9:00~11:1013:25~15:35
視覚障害者9:00~12:1513:25~16:40

試験科目

以下の12科目です。

 

・医療概論(医学史を除く)

・衛生学・公衆衛生学

・関係法規

・解剖学

・生理学

・病理学概論

・臨床医学総論

・臨床医学各論

・リハビリテーション医学

・東洋医学概論・経絡経穴概論

・あん摩マッサージ指圧理論

・東洋医学臨床論

受験手数料

19,500円

合格発表

第35回国家試験の合格発表は、2027年(令和9年)3月26日(金)午後2時に行われます。

合格者については、受験地と受験番号が次のホームページに掲載されます。

・厚生労働省の資格・試験情報
・公益財団法人東洋療法研修試験財団

公益財団法人東洋療法研修試験財団では、国家試験の正答肢表なども掲載しています。

受験資格

基本となる受験資格は、大学に入学できる資格を持ち、文部科学大臣が認定した学校または厚生労働大臣が認定した養成施設で、3年以上、必要な知識と技能を修得した人です。

第35回では、2027年3月15日(月)までに卒業または修業する見込みの人も受験できます。

卒業見込みまたは修業見込みで受験する場合は、受験申請時に卒業見込証明書または修業見込証明書を提出します。その後、2027年3月15日(月)午後5時までに卒業証明書または修業証明書を提出する必要があります。

期限までに証明書を提出しなかった場合は、原則として受験が無効になります。

一定の基準に当てはまる著しい視覚障害がある方には、特別な受験資格があります。この場合は、高等学校に入学できる資格を持ち、認定された学校または養成施設で、次の期間学ぶ必要があります。

・あん摩マッサージ指圧師の課程は、3年以上です。

・あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師をあわせて学ぶ課程は、5年以上です。

5年以上の修業年限は、著しい視覚障害がある方に対する特例の受験資格について定められたものです。すべての受験者に当てはまる条件ではありません。

一般の受験資格では、あん摩マッサージ指圧師について、認定された学校または養成施設で3年以上、必要な知識と技能を修得することが基本です。3資格をあわせて学ぶ場合は、各学校・養成施設の認定された課程を修め、それぞれの国家試験の受験資格を満たします。

このほか、過去の法改正や沖縄の本土復帰に関係する経過措置による受験資格もあります。該当する可能性がある場合は、公益財団法人東洋療法研修試験財団へ確認してください。

出題方法

客観式四肢択一による筆記試験(午前80問・午後80問の合計160問)です。実技試験や二次試験はありません。

受験申請

受験願書は、在籍している学校や養成施設から配布される場合があります。まずは学校や養成施設に確認しましょう。

自分で受験願書を取り寄せる場合は、次の2点を公益財団法人東洋療法研修試験財団へ郵送します。

 

① 住所、氏名、電話番号、卒業校、受験の種類を記載したもの

② 返信用封筒角2型

 

返信用封筒には、受取人の郵便番号、住所、氏名を記載し、270円分の切手を貼ります。角2型封筒は、縦33cm、横24cm程度で、A4サイズの書類を折らずに入れられるものを使用します。

 

これは、受験願書を取り寄せるための手続きです。取り寄せた受験願書や必要書類は、受付期間内に、書留郵便で送付するか、公益財団法人東洋療法研修試験財団へ直接持参します。

 

詳しい情報は公益財団法人東洋療法研修試験財団のホームページを確認しておきましょう。

https://ahaki.or.jp/exam/outline/

 

 

受験申請書類受付期間

第35回国家試験の受験申請書類の受付期間は、2026年(令和8年)12月1日(火)から12月18日(金)までです。

郵送する場合は書留郵便を利用し、2026年12月18日(金)までの消印があるものが受け付けられます。

公益財団法人東洋療法研修試験財団へ直接持参する場合は、受付期間中の土曜日・日曜日を除く、次の時間に受け付けられます。

・午前9時30分~正午
・午後1時~午後5時

受験に関する書類が受理されたあとは、書類の返還や受験地の変更は認められません。

郵送と持参では受付方法が異なるため、申請前に第35回の受験案内を確認しましょう。

受験票の発送

第35回国家試験の受験票は、2027年(令和9年)1月27日(水)に投函され、郵送で交付されます。

受験票が届いたら、氏名、受験地、試験会場などに間違いがないか確認しましょう。

受験票が届かない場合の連絡方法や期限については、第35回の受験案内や公益財団法人東洋療法研修試験財団の最新案内を確認し、早めに問い合わせることが大切です。

免除制度

あん摩マッサージ指圧師国家試験については、免除制度(科目ごとの合格を次回へ持ち越す制度等)はありません。受験する場合は、試験全体に合格する前提で準備しておくのが安全です。なお、受験案内にある共通科目の免除は、はり師国家試験ときゅう師国家試験を同時に受ける場合の話であり、あん摩マッサージ指圧師試験の免除制度ではありません。

受験に伴う配慮

視覚、聴覚、音声機能または言語機能に障害があり、受験の際に配慮を希望する場合は、2026年(令和8年)11月5日(木)までに公益財団法人東洋療法研修試験財団へ申し出る必要があります。

申し出た人については、障害の状態に応じて、受験に必要な配慮が行われる場合があります。

視覚障害者については、申請により、次の方法による受験が認められています。

・拡大文字
・超拡大文字
・点字

また、文部科学大臣が認定した学校の長または厚生労働大臣が認定した養成施設の長がやむを得ないと認めた場合は、試験問題を録音したDAISY-CDを併用したり、試験問題の読み上げを併用したりすることもできます。

照明器具、読書補助具、点字タイプライターなどの使用を申請することもできます。

希望する配慮によって手続きや必要な書類が異なるため、申出期限より前に財団へ相談しておくことが大切です。

合格情報

合格基準

直近の第34回では、1問1点、160点満点で96点以上が合格基準でした。96点は160点満点の60%にあたります。

そのため、第35回については「60%以上」が合格の目安となりますが、受験するときは、その回について厚生労働省が発表する正式な合格基準を確認してください。

なお、第34回では、午後第147問に設問の不備があったため、全選択肢を正解として採点する特別な取扱いが行われました。

この試験は、受験案内上は筆記試験の結果で合否が決まります。科目ごとに合格して、その科目の合格を次回へ持ち越す制度は案内されていません。そのため、合格できなかった場合は、次回あらためて試験全体を受験することになります。

免許証の交付

国家試験に合格しただけでは、あん摩マッサージ指圧師として業務を行うことはできません。業務を行うためには、免許申請をして名簿に登録され、免許を受ける必要があります。

免許登録の手続きには、新規登録、名簿訂正・免許証の書換え、再交付などがあります。通常の免許証については、定期的な更新手続きは案内されていません。

なお、希望者向けに発行される厚生労働大臣免許保有証は、免許証そのものの代わりではありません。これは国家資格を持っていることを示すためのカードで、有効期限は発行日から5年間です。

合格率の推移

実施年度受験者数合格者数合格率
令和7年度(第34回)1,070人910人85.0%
令和6年度(第33回)1,160人1,011人87.2%
令和5年度(第32回)1,109人932人84.0%
令和4年度(第31回)1,296人1,148人88.6%
令和3年度(第30回)1,278人1,082人84.7%